昼夜ライブビューイング観てきました。
昼は姉を連れて行きましたよ〜本当は現地で体感してほしかったのですが、1歳児の子育て中なので…ライブビューイングやってくれてよかった。
地方住みで遠征出来ない人にも観てもらえる機会になったのは本当に嬉しいです。
大画面で舞台の映像を観るのははじめての経験でしたし、どアップで表情が見られたり飲み食いしながら観られるのも新鮮で、これはこれでありかなあなんて思ったりもしましたが、やっぱり自分で注目する箇所を選んで観られないのでもどかしい〜となったり今映すところそこじゃないだろ!とあまり集中出来なかったのは事実。とは言え今まで注目していなかったところに焦点が当たったりしてこれはこれで…(結局)
当たり前ですが、生のお芝居は画面というフィルターを通さず観るのが一番ですね。そしてあの劇場で生でぐるぐるして感じられる感動は特別なものがあるなあと改めて思いました。
では、中身のレポ&感想いきます!
一番最初のデデデ〜〜〜ン!で回ってもいないのに回ったかと錯覚するの、何度もぐるぐる劇場に通った人あるあるじゃないですか?
霧丸がアップで抜かれるたびに、「かわいい…霧丸ちゃんかわいいよ…」って心の中で言ってました。本当にかわいい。お顔かわいい。見るたびに霧丸が可愛くなっていくんですけどなんなんでしょう…
さて、まず映像に関して言うと、マチネはことごとく重要な部分を撮り逃していてこら!となったり(極楽太夫の太ももチラッを撮り逃したのドンマイすぎたし、捨之介の刀を掴んで無理矢理自分の腹に刺す天魔王のシーンはアップだと状況わからんやないか!とか色々)、ソワレは一幕は良い感じ…!と思っていたら二幕で主にギャグシーンが面白くない感じになっていて(服部半蔵!殿〜!のところのきれいなズッコケを逃してしまうとは何事だ!とか一輪車から降りた渡京の来てねえし!は引きで見せなきゃ来てない感見てる側に伝わらないよ!とか色々)残念だったりもしたのですが、まあチケット代3分の1で済んでるわけですからね。内容自体そもそも面白いし物語や登場人物の魅力が失われるわけではないので、色々言いましたがそれほど大きな問題ではないです。とても楽しく観てました。
それに私の場合交通費なんて100分の1くらいで済みましたからね。数万円が数百円ですよ。ライビュありがてえ〜
ライビュに合わせてなのか、効果音とか結構追加されてた気がします。鳥の鳴き声とかおっとうの鈴の音とかもかなり増えてた。極楽太夫登場シーンの男たちの掛け声なんかもより盛り上げるような楽しい感じになってましたね。
映像ならではで面白いなと思った点でいうと、やっぱりどアップで表情を見られるところでしょうか。映像で見て改めて思ったのは、宮野さんと同じステージに立っていて宮野さん以上に顔面の動く人をもしかしたら初めて見たかもしれない…ということでした。鈴木・天魔王・拡樹さんのことなんですけど…
天魔王の顔面といえば、鎧の頭部分をつけている場面で顔面アップになった時はゾッとしました。目のところあんな感じに透けてるんですね…
兵庫VS爪月で花を鼻先に突きつけられた時の爪月、あんなに鼻ヒクヒクしてたんですね(笑)あの場面は映像で顔アップになったことによりさらに面白くなった気がしました。
舞台で生で見たときから思ってたことですが、全体的にとにかく映像映えする画作りでありステージ演出なんですよね。捨之介&蘭兵衛が天魔王と初対面する場面の、ゴロゴロドゴーン!で光が当たってずらっと並ぶ鉄機兵が姿を表す場面なんてアニメかよ!と言いたくなるようなかっこいい演出だなと思います。
あと何と言っても川での赤ライトスローモーションからの七人のシルエットどんっ!最高。何回見てもわ〜と感動します。あそこはずっと引きで見せてくれてグッジョブでした。
ただ、映像で映らないような部分にも最高が詰まってるんですよ。
仲間たちの様子を少し離れたところで見守る捨之介の横顔が私は大好きなんです。宮野さん自身の魅力がそのまま捨之介の魅力になっていて、それが全体の色を作っているのが魅力だなあと感じているのですが、捨之介の仲間を見守る表情からは包容力やお兄ちゃん感が伝わってきて、うまく言えないのですが、「良い男」だなと感じます。
他にも蘭兵衛が無界の里の女子たちと楽しそうに笑いあって戯れてる美しくて微笑ましい光景とか…あそこついつい目で追ってしまうんですよね。映像化したとしてもそちら側が映されることはないのだろうなと思うと残念です本当にかわいいので…
ライビュの感想からは外れるのですが、この日の公演でめちゃくちゃ言いたかったことがあるんですよ!これ一番言いたかったんですけど、
兵庫「りんどう……!」
なんですかあれ!
今までは「りんどう!!」だったじゃないですか。この感じ、文字だけで伝わるでしょうか…。私が見ていない間のどこでこうなったのかはわかりませんが、めちゃくちゃ優しく呼びかけるような、あんなのずるいよ兄貴…ギャップでドキューン!なったじゃないですか…
木村兵庫さんって、どこを切り取っても安定感があって、いつ見ても最高なんですよ。だからここが最高!みたいなことっていちいち言うまでもないなと思っていたのですが、これに関しては最高!って言いましたよね。語彙力がない。
好きです…
人物の好みでいうなら私は捨之介と兵庫です。霧丸ちゃんはかわいい。
ここで姉の感想をお伝えしておこうと思います。
姉「蘭兵衛さんが好き」
私「知ってた」
姉の好み本当にわかりやすい。私とは全く違うんですよ。とにかく中性的な美少年美青年が大好き。
とても楽しんでくれたようでした。ちなみに姉は出演者だと宮野さんと木村了さん以外は全く知らないし、内容も何も知らないままでした。というか宮野さんが主演だということすら知らなかったらしい。
初見の人は誰しも思うことだと思うのですが、七人目お前かよ!となったそうです。ですよね。
極楽太夫が登場したときは正直おばさんやん…と思ったそうですが、歌上手いし声かわいいし最終的にかわいいってなったそうです。いや太夫は最初からかわいいやろ!まあでも、太夫はちゃんとおばちゃん感があるからこそかわいいんですよ。49歳だよと教えたらさすがに驚いてました。40前後だと思ったそうです。私も調べるまではそう思ってたよわかる。
そして姉に言われてハッとしたのは、「宮野さん声優やって歌手もやってるのにすごいね。練習とか大変だっただろうね」という言葉。決して忘れていたわけではなかったのですが、そうだよなあと。舞台の上に立てばそんなことは関係なく一人の役者ではあるのですが、どれだけの努力によってここに立っているのか、並大抵のことではないのは素人でもわかります。宮野さんはすごいや…すごい。そのことを改めて思い出させてくれた姉に感謝です。
その後出演者について調べたらしい姉、全員イケメンじゃん!ってなったそうです。特に鈴木拡樹さんはいかつい感じかと思ったら今流行りのタイプのイケメンだったと衝撃を受けていました。(今流行りのとは…?)
私も鈴木天魔王さんを初めて見たときは本当に衝撃でしたよ。「私こそが第六天魔王だ」というセリフを聞くまでは天魔王は別にいると思ってました。もう既に見慣れてしまったので驚きはないのですが、いやあ…すごいですよね。
とにかく楽しんでくれたようで嬉しいです。姉は銀魂とか好きなのでこの系統はきっと好きだろうという自信はあったし、そうじゃなきゃ連れて行ってませんけどね。家のことでいろいろあって大変だった姉の息抜きになればなという思いもあったので良かったです。半分はとにかく観て!最高だから!という気持ちでしたが。
●日替わりネタ&アドリブなど
・兵庫のずらごまかしネタ
昼
兵庫「ずらい思いはさせねえ!」
最近昼はこのスタンダードverが定番化してるのでしょうか?
夜
兵庫「ずら…ずら…ずらのけ姫!」
みんなポカーン
捨之介「全然ずら掛かってないけど…(笑)」
この辺りわちゃわちゃしててあまり覚えてないのですが、モロがどうとか言ってたような…
兵庫「捨之介、お前に太夫が救えるか」
捨之介「もののけだったな…」
この流れめちゃくちゃ笑いました…とっ散らかり方がひどい
・贋鉄斎の庵での生駒さん
昼
生駒「生駒無理なの!潔癖だから!聞いて!(必死) 落ちたもの3秒以内なら食べて大丈夫っていう3秒ルール、あれ都市伝説ですから!」
夜
生駒「全国の潔癖さんを代表して言わせていただくからよく聞いて!あのね、人が一回触ったら使えないじゃない。トイレットペーパーの三角折りはやめて!」
本当に毎回ネタの仕込みお疲れ様です楽しませていただいています(笑)
・捨之介と贋鉄斎
昼夜ともに頭に刺さった刀が一回では抜けないパターン。最近は刺さった時点でもう曲がってますからね(笑)生駒さん容赦ない。
贋鉄斎「頭皮を抑えてくれ!」
捨之介「なんでだよ!なんで頭皮がはがれるんだよ」
贋鉄斎「大変なことになるから…」
この流れもいつの間にか定番化。そして夜は捨之介がこんなことを…
捨之介「ちょっとどうなるのか気になるな〜」
出た!中の人のSっ気が出ましたよ!
贋鉄斎「こんなところで時間使ってたらある人に怒られるんだよ」
捨之介「それは俺も怖いやつだな…」
刀が抜けて…
捨之介「ウルトラマンみたいになってたぞ」
贋鉄斎「ジュワッチ!(刀投げる)」
捨之介「やめろ!」
この辺りもいつの間にか定番ですね。
こんなところでしょうか。
思ったより長くなってしまったので今回はこれで終わります。
残りの公演も少なくなってきて、いよいよ寂しさがこみ上げてきている今日この頃。
この後の公演では妹と父と母という我が家全員を招待する予定になっています。しかも全員別日。なんだこの家族。
財布からっからだよ!
でも素晴らしいものは布教したいじゃないですか。絶対に100パーセント自信を持っておすすめできるものじゃないとここまでしませんからね。後悔はしていない!
では。ここまで読んでくださってありがとうございました!