MMのひとりごと

とある地方住みオタクの雑記

【感想】『ウエスト・サイド・ストーリー』season1 (12/15昼)/Cool BoyはLonely Boy

今の私は豊洲マンハッタンへのラスト遠征中で情緒がぐちゃぐちゃです。しかしながらまだ2019年の話をします。

 

 

 

さて、ついにぐるぐる生活も後半戦に突入~~~~!

ということで、今回から各キャストさんというかそれぞれのキャラクターについて少しずつ語っていこうかなと思っています。今回はWリフの小野田リフと上山リフについて語ってます~

 

 

本日の出演者はこちら。

 

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今回の座席ですが、前に近かった!といった席とほぼ同じような席だったんですよ。つまり近かったです。

 

せっかくなのでセットの隅々まで見てきましたよ!

そして今回ステージの構成に注目して見てみたのでまずはその話から。

 

 

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こんな感じかな~という私の見解ですがどうでしょう。体育館と白い空間とラストのセントラルパークはおそらく同じ場所ですよね。

 

ブライダルショップの2階の位置にあるマリアの寝室から白い空間までトニーとマリアが手をつないで走って出てくるシーン、こう見ると結構な移動距離があるんですよね…しかも2人とも服1枚脱がなきゃだしここめちゃくちゃ大変だ…

 

というかストーリーの流れだったり移動が可能なのかだったり、本当に色んなことを計算した上でこのセットの位置関係などを決めて組み上げていってるんだな…改めて多くの人の手によって形になっていることを実感します。

 

 

 

 

さて、後半戦1発目の今回。最高が更新され続けるの本当に何なんだ…すごい。

 

最高のTonightでした。

今までで一番きれいに歌声が合わさっていて本当に素晴らしかった。幸せが溢れてた。

 

 

 

そして中河内ベルナルドがまた面白いことを…!

決闘の手段が素手と決まった時に、合意の握手に1回で応じない。もう1回上山リフに促されてようやくしぶしぶ握手に応じたんです。これは初めて見たパターンだぞ…!

 

そうだ、ベルナルドって、たとえ形式だったとしても嫌いな相手とは握手はしたくない人だったな…と思い出しました。すごい。生きてる。それに対応して生の感情でやり取りをした上山リフもすごい。これぞ生もの。

 

 

キャストは違ったとしても毎回同じ内容の舞台を観ているのに、毎回違う感想をこんなに書けるってすごいことだな…と思いつつも、同じ回なんて1回もないんですよね。毎回が新鮮。本当に濃い。

 

 

 

この日辺りから新たに注目するシーンができたんですよ。

『I Feel Pretty』後に傷だらけのチノがマリアの部屋まで駆け込んでくるシーン。この時チノを見たお友達の反応が毎回違って面白いんです。

この日は「どうしたの?こけたの?」だったんですけど、だとしたらどんなこけ方したんだよ!あんなボロボロになるなんてとんでもなく激しくこけないと難しいだろ!と1人で面白くなってました。でもマリア含め、誰もチノが喧嘩でボロボロになったとは全く思ってないという辺りで、チノがどんな人物かが浮かんでくるという実は重要な場面かもしれない。

初めの頃は特に気になるシーンではなかったので、もしかしたら後半に入った辺りからバリエーションを出し始めたのかもですね。

 

 

 

この回はカーテンコールでとんでもなく可愛いものを目撃してしまったんです。

2回目の幕が開いて毎回マリア役の玲奈さんきいちゃんが指揮者の方を呼びに行く流れがありますが、きいちゃんがそれを忘れて普通に客席をわ~~って眺めてたんです。(かわいすぎる)

周りに促されてマリーア!なんて言われながら呼びに行った後、照れながら頭コツンですよ。はいかわいい~~~~とびきりプリティでチャーミング。

 

は~~~~きいちゃんの愛される才能が凄い。

 

 

 

 

 

 

ではでは、最後にWリフについて語っていきましょう。

 

 

 

まずは小野田リフ。劇団四季版でトニーをやってたとのことで、やはり歌がとっても上手い。そしてセリフも歌も明快で、スッと入ってくる。ダンスにも無駄がない。まさにミュージカルの人という印象でした。

 

リーダーとして引っ張りながらもどこか父のように包容力を感じる瞬間もあって、でもそんな小野田リフがトニーの前では弟属性全開なのが可愛いんですよね。そう、本来は甘えん坊な弟属性なのだろうなというのがトニーとのやり取りで伝わってくるのがいいんですよ。

 

「もう皆に言っちゃったんだよ~……トニーなら来てくれるって……」のめちゃくちゃ情けなく頼りない捨てられた子犬のような表情、あの垂れた耳と尻尾が見えそうな姿を見たらジェッツのみんなはどう思うだろうな~とフフッとなります。あと細かすぎて伝わらないかもですが、ジェッツは最高だというリフに対してトニーが「そうだった」と言って2階に上がるシーンで、そのトニーを追いかける時に小さく口から漏れる上ずった「えっっ…」みたいな声も好きです。

 

彼はおばさまキラーの才能ありますよ。よしよししたい。

 

 

 

 

そして上山リフ。ヤンチャで男くさい、等身大の十代男子。トークショーでTOBIさんが『Cool』の上山リフについて言っていたことがまさにそれだーーーーーーー!となったという話は次回しますが、リーダーであっても目線が他の仲間たちと同じなんですよね。そこが一番の魅力だなと思います。

 

あとはやっぱり最初のトニーとのやり取りが“the男子”でありながらめちゃくちゃかわいい。同じセリフでも、「もう皆に言っちゃったんだよぉ!!トニーなら来てくれるって!!」くらいの違いがあって、小野田リフが途方に暮れていたのに対して上山リフはくそーーーどうすればいいんだーーーーあ"ーーーーーーー!な雰囲気で、ここが一番2人の違いが出ているところだなあと思います。

 

トニーがダンスパーティーに来てくれることになった時の喜び方も激しくて、思いっきり抱きついたり抱き上げたり、去り際は「フォーーーーーーーー!」ですからね(笑)あれはトニーも断れないわ…(ここで宮野トニーがまったくあいつは〜…な雰囲気で笑っててお兄ちゃんやってるのもめちゃくちゃ好きなんです)

 

 

 

 

そしてリフという人物についてですが、かなりジェッツとトニーに依存してるなという印象は初日から変わりません。みなしごでトニーの家に4年半居候してるという情報くらいしかありませんが、とにかく“居場所”というものを求めているのかなと。だからこそトニーがどこか遠くに行ってしまうのではないかと不安で、「とことん兄弟」「一生兄弟」という合言葉でずっと繋げていたいのだろうなあ。

 

何となく他のジェッツメンバーとリフとでは微妙に向かっている方向が違うというか、リフはあくまでジェッツは最高!一生仲間!兄弟!ファミリー!それを守るために戦う!という感じですが、他のメンバーはわりと他所者は敵!ぶっ飛ばす!っていうそもそもそういう育ち方をしてきてるから喧嘩を楽しんでる感すらある印象です。

 

それとリフはトニーに対してめちゃくちゃ過保護ですよね。トニーの力が必要と言いながらも素手の喧嘩には参加させないし、トニーが否定されれば仲間だろうがキレるし、決闘でナイフを出したのもトニーが侮辱された怒りからだし。

 

そんなトニーがジェッツとは違う大切な何かを見つけたこともリフにはきっと理解できていなくて、トニーが決闘を止めようとしたことも心底不思議そうで、本当にこのすれ違いがあまりにも切ない。トニーの「お前にはわからないよ」というセリフは、トニーがリフのことをとても理解していたからこその本音なのかもな……ウウ……

 

 

 

 

 

いや〜〜思いの外長々と語ってしまいましたね…!自分でもまさかですよ。リフのこと大好きじゃん。こんな感じで終わっておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツリー写真リベンジ!

 

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今回は宮野さんのコメント入りオーナメントを頑張って撮ってみたんですけど、わかったことはこれは私の身長の問題ではなく宮野さんが使ったペンの色の問題だったということでした。 蒼井くんの方ははっきり見えるので…

 

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きいちゃんのオーナメントを発見。

 

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というわけで!

 

 

ここまで読んでくださってありがとうございました!