いいのにな。
と、昨日発表された『浦島さん』『カチカチ山』が全公演をライブ配信するという情報を見て改めて思ったわけです。
ライブや舞台などの集客を伴うエンタメ業界では今、様々な模索を続ける中でライブ配信を行うこともかなり増えていますよね。
この部分に関してだけは、とてもいい傾向だなあと思っています。
今の状況が収束して、お客さんを会場いっぱいに入れられるようになったとしても、どうかこの配信文化だけは新たな形として根付いてほしいなあ。これは地方住み遠征オタクである私の心からの願いです。
私はまだ自由な方ですが、地方に住む全ての人がそう自由に遠征できるわけではありません。
例えばそれはお金だったり、家の都合だったり、
どこか体に悪いところがある人、妊娠中の人など、
様々な理由で遠征を断念して悔しい思いをしている人はたくさんいると思います。
今に関して言えば、よっぽど世間知らずかよっぱどハートが強い人でないと、地方から東京に遠征しようという人はいないでしょう。
大抵のライブや舞台が首都圏で行われているという中で、地方に住んでいるってオタクとしてものすごいハンデなんです。
もちろん、上記のような理由でライブや舞台を諦めている首都圏住みの人もいるかと思います。
もし、配信が今後ライブや舞台のスタンダードになったとしたら。
往復の交通費を払わなくてもライブを見ることができますし、家事の合間に舞台を見ることもできる。場合によっては病院からでも視聴が可能かもしれない。
現地に行く勇気がまだない、もしくは現地に行くほどではないがちょっと気になっているくらいのライト層も、気軽に見ることができますよね。
そして布教もしやすい!(重要)
現地が何より最高なことは知っているので、たとえ生配信があったとしても、少なくとも私は現地に行けるのであれば行きたい。おそらくほとんどのオタクはそうなのではないでしょうか。
配信もチケット制にすれば、運営側にもプラスの収益がある!
みんなが幸せ!平和な世界!
だと私は思っているのですが、
配信をするために何が必要なのかとか、どのくらいのお金がかかるのかとかはわかりません。もしかしたらすごく大変なことなのかもしれない。
だけど私は、
発表されたばかりの現場を諦めてライブ配信を見ることを決めた地方住みオタクの私は、
配信文化がこれからのスタンダードになってくれたら…と願ってやみません。
という、本当にただの取り留めのない独り言でした!
あっ、お前はバンバン遠征できてるからいいじゃねえかよ!って思ってる方ももしかしたらいるかもですが、私も色々あって宮野さんを好きになって2年くらいは自由に遠征できなくて病んでた時期があるので(笑)、遠征できない人の気持ちはすごくわかるんですよ。
でもなんだかんだ、
ライブや舞台を観に行くために、田舎から飛行機乗って新幹線乗って都会に出てくるという、その工程全てひっくるめた“遠征”そのものに楽しみを見出してしまったオタクなので、もうきっと一生地方からは出ないのでしょう。
いや〜〜〜〜それにしても本当に全公演のライブ配信ありがてえ…手厚すぎる…