MMのひとりごと

とある地方住みオタクの雑記

ブームと代表作の話

突然ですが、昨今の「声優ブーム」のような状況について思うところがあるのでちょっと語らせてもらいます。世のオタクたちはどう思ってるんだろう。

毎日のようにテレビで好きな声優さんの姿を見られて嬉しい、という方もいるかもしれませんね。私はどちらかというと、少しだけ居心地が悪かったりします。

 

「声が良い人」「色んな声が出せる人」として扱われ、話題のためにただただメディアに利用され、消費されていく。声優の本質ってそうじゃないのになあと思っています。

 

今日、宮野さんがラジオコメントで「声優の仕事が大好き」だと語っているのを聴いて更にそう思いました。こんなにも声優の仕事に奥深さを感じていて、こんなにも本気で向き合って役を生きていて、声優であることを誇りに思っている。表面だけじゃない声優の仕事の素晴らしさを語る宮野さんは、本当に輝いていました。

そう、私が話したいことは結局宮野さんのことなんですよね!

 

ずっと思ってるのは、宮野さんはその「声優ブーム」の中にはいないんじゃないかってことで。そもそもの「声優ブーム」自体が「鬼滅ブーム」の延長線上だと思っているので、出演してない宮野さんに世間の目がいかなかったのかもしれませんが。

だとしても、たとえば今宮野さんがドラマに出演することになっても、ブームだからな~とはならないじゃないですか。これまでも音楽番組やバラエティ番組への出演はたくさんありましたし、ドラマの仕事もここ数年増えていました。少なくとも私は宮野さんがブームの中にいるとは感じた事がありません。そのことが、少し誇らしくもあったりして。

世間の流れとは関係なく、宮野さんは今まで通り宮野さんらしく活動を広げていっている。

声優オタクではなく宮野さんを追いかけているオタクとして、今のところはすごく平和に過ごせているなあと思います。

 

そしてもう一つ思ってること。

「代表作」ってなんだろうね?

宮野さんの代表作として紹介される作品といえば、『DEATH NOTE』『機動戦士ガンダム00』。どちらも主演作で、たしかにいろんな人にわかりやすい宮野さんを代表する作品でもあって、素晴らしい作品。

ただね、今、令和ですよ!?

過去の作品とその宮野さんのお芝居が、いつまでも多くの人たちの印象に残り続けているのは大変誇らしいことです。そして今の時代の人たちにもそういったものが伝わり続けているのは嬉しい気持ちももちろんあるのですが……

宮野さんは現役バリバリの声優ですよ!?いつまで代表作として10年以上前の作品を挙げられなきゃいけないのか??いやわかりますよ、その人を象徴するような、オタクじゃない人たちにもわかりやすい代表作ってなかなか難しいですよね。

世間で話題になっていなくてもこの世には素晴らしい作品がたくさんあって、素晴らしい宮野さんのお芝居もたくさんあって、私はそれをたくさん知っている!それでいいじゃん!という気持ちももちろんあります。オタクだからね。

でもね〜〜〜やっぱり宮野さんが話題作に出演し、令和の時代の新たな代表作が刻まれる日を心待ちにしているというのが一番の本音なんだよなあ。ただそれによってブームの手が迫ってきて「良い声の人」として雑に消費されるのは嫌なんだ~~~とはいえたくさんテレビに出てくれるのならそれ自体は嬉しい〜〜〜〜〜

という複雑なオタク心が暴れています……

 

結果ただのオタクの感情を吐き出しただけでしたね!

 

まあ色々言いましたけど、今後宮野さんがどうなろうと私は何も変わらないし、宮野さんもきっとブームの中にいてもいなくても関係なく今までどおり活動を広げていくんだろうな~と思ってます。

 

はてさて、声優界・アニメ界は今後どうなっていくんでしょうね~

なんつってね!

 

ではでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!