MMのひとりごと

とある地方住みオタクの雑記

この呪いから解放されたい

 

キングレコード、そんなに宮野真守さんにお金使いたくない?

 

 

今回この一言さえ言えればもうそれでいいみたいなところはあるので、ここから先はオタクの愚痴を聞いてやってもいいよ!という心の広い方だけ読んでいただければ……

端的に言うなら、9割キングレコードの愚痴です。楽しい話は一切ありません!そしてもう一つ、こちらの想像の域を出ないような話も一部含みますので、全てを鵜呑みにせずにオタクが何か言ってら〜くらいに軽く受け止めていただけるとありがたいです。

 

 

 

私の中で我慢の限界が近かったので、今回こうして吐き出させていただくことにしました。

正直言うと、コロナ禍以降モヤ〜〜とした違和感はずっとあったんです。だけど初めの方は、宮野さんだけじゃない、他のアーティストだってみんな同じでライブの規模を縮小したり会場の確保が難しくなってたり、苦しい状況にあるんだって、そうやって心を保っていられたようにおもいます。声出しが解禁され始めて、自粛の雰囲気がなくなった辺りからが本当の苦しみの始まりでした。

 

まず、宮野さんのコロナ禍以降のライブについて、順を追って振り返っていきたいと思います。

 

まずは2020年6月に開催予定だった初のドーム公演LIVING!が中止に。未だに心の傷は癒えていません。

無観客での配信ライブSTREAMING!を経て、ようやく有観客で行われたRELIVING!はぴあアリーナMMで2Days、1日2公演という異例の構成で行われました。コロナ禍でライブエンタメは大打撃を受けていましたから、こうして会場を借りる日数はいつも通りで公演数を増やすことで少しでも稼ぐ必要があったのかなとか思ってしまったり。以前に比べると会場の規模は落ちたものの、まだまだコロナ真っ只中ということもあり、ちょうどいいくらいだったという体感でした。

その次のENTERTAINING!はアリーナツアー。声出しはまだできないながらも、いつものマモライの空気が戻ってきたライブでした。正直、まだ自粛の雰囲気が残っている中でのアリーナツアーは厳しかったのではないかな…というのが全公演参加した体感です。ただ、ライブの会場は1年以上前には押さえるという話もありますし、刻一刻と状況が変わっている中できっと1年後は大丈夫だろう!と希望を持っての開催だったのかなというのはあるので、そこは仕方ないと思っています。それでもガイシホール2Daysはほぼ埋まっていましたし、ワールド記念ホールもド平日と祝日という微妙なスケジュールだったにしては埋まっていたような気がします。たまアリに関しては、どうしてもEXCITING!の時の満員の会場のイメージが残っていたので、もっと埋めたかったなあ…という心残りがずっとあります。もちろん私一人ではどうすることもできませんが。宮野さんごめんね。そしてこの時の感情が呪いのように私に付き纏うことになるのだった……

声出し解禁に加えて久しぶりのホールも回るツアーとなったSINGING!……この辺りから違和感が大きくなっていきました。ツアーで愛知が無いなんて初めてでは??というショックがまずあったこと、そして初日がグランキューブ大阪というどう考えてもキャパが足りない会場になったりと急に規模が縮小されたこと。ただ、不満はあったものの、私たちがたまアリを埋められなかったからだ…というのがあったため強くは言えませんでしたし、広島に来てくれるならまあ…みたいな感情になっていた気がします。それでも大阪のチケットが取れなすぎて(最終的にありがたいことにお譲りしていただけて初日に参加できました)病みそうになったんですけどね。もう二度と、「初日」「大阪」「ホール会場」という最悪な組み合わせでライブが行われませんように…!と祈ったものです。ここからが本番です。

 

おい!!!なんでまた初日グランキューブなんだよふざけんな!!!さすがにキレましたよ。ツアー発表されて嬉しい〜〜と思った矢先、グランキューブで絶望しました。加えて愛知も2000弱のキャパしかないホールだし、9公演中4公演が前回と同じ会場という変わり映えのしないラインナップ。西日本は大阪のみって。もしかして九州は日本じゃないと思われてます??福岡って東京大阪愛知に次ぐツアーのド定番じゃなかったっけ??本当に申し訳ないけれど、「がっかり」が大きかった。

まあでも、宮野さんのスケジュールの都合で東京から近いところしか行けないのかもしれん!そういうことにしとこ!と無理やり自分を納得させようとしてたんですけど、だとしてもせめて会場選びもっとがんばってくれんか??という話にはなるんですよね結局……会場が空いてなかった?なら日程の調整はできなかったのか?大阪を初日にしなければいけない決まりでもあるんか??

地方公演は採算取れないみたいな話は聞くし、今は全ての価格が上昇してて余計に厳しいのだろうけど、それにしたって福岡やぞ??ツアーど定番の大都市やぞ??という気持ちだし、九州の方まで来てくれるアーティストも実際たくさんいるわけで、キングレコードがお金を使いたくないんだろうなとしか思えなかった。

 

ここで少し話を変えます。今年5月に開催された「KING SUPER LIVE 2024」に2日間とも参加しました。この時既にキングレコードに対して不信感しかなかったのですが、私はあくまで出演アーティストが見たいから行っているわけであって、キングレコードが好きなわけではないということは声を大にして言っておきます。

「物足りなかった」というのが正直な感想でした。あんなに豪華な出演者たちが揃っていてこんな感情になるとは思っていませんでした。人数が多すぎたのがまず第一の問題だと思うのですが、一人一人の持ち分が少なすぎる。基本は2曲のみ、にもかかわらず間にトークが挟まるから1曲ごとに気持ちが途切れる。トークを挟むなら最低でも3曲はほしい。と言った正直な感想をSNSに投稿したところ、知らない人から「バンドの休憩や準備では?」みたいなことを言われたんですけど、1曲ごとに準備が必要なフェスとは??という感情にしかならなかった。こんなフェスあるか??言っておきますが、私は2015年と2018年の過去2回のキンスパに参加しているんです。あの時はただただ楽しかった。だからこそ違和感がすごかったんです。

そしてもう一つが、演出が地味すぎないか?ということ。私はライブに派手な演出は求めてないので、そこで満足度が下がることはないのですが、単純にキングレコードが心配になってしまった。あの規模の会場でまさかトロッコすらないとは思わなかった。お金無いんだな〜というイメージがより強くなっただけでした。

 

話を戻します。そんなわけで、キングレコードにお金が無い・お金を使いたくないんだろうという失望感は日に日に増していました。

こんなところに所属していて宮野さんは本当に大丈夫なのだろうか。このままじゃ一生ドーム公演リベンジなんてできないのではないか。正直焦りはあります。宮野さんももう40代。時間は有限なんです。オタクが焦ったところでどうにもならないし、本人がどこまで強く願っているのかわからないので大きな声では言いづらい。

 

これはどんなアーティストでもそうですが、絶対にピークというものはあるんですよね。年齢を重ねていくと体力的にもだんだん長時間のライブが難しくなっていくし、どんなに人気があっても集客が次第に難しくなっていき少しずつ会場の規模やライブ活動を縮小していく。誰だっていずれはそうなっていく。某有名なベテラン歌手が客席が埋まってなくてドタキャン…みたいな悲劇もありましたよね。いつか宮野さんにもそんな日が来るのだろうと、切なさはありつつも既に覚悟はできています。だけどまだ、それは今じゃない。絶対に違う。少なくともドームだけは絶対に実現したい。ドームを埋め尽くすファンの姿を見せたい。それまでは絶対に縮小なんてさせたくない。私はそう思ってるのに、キングレコードは違うの??そもそもドーム実現のために頑張ってくれる気ある??

 

あの頃はよかった…みたいなことを言うオタクにはなりたくはなかったけれど、コロナ禍前の2019年に行われたBLAZING!は本当に理想的なツアーでした。福岡だけでなく岡山にも来てくれて、仙台と神戸はアリーナ会場、台湾と上海にも行き、初日と千秋楽は横アリですよ。

宮野さんは声優としてもバリバリ第一線ですし、今やバラエティやドラマ、舞台、映画など、本当に幅広い活動をしており、純粋な人気・知名度は2019年とは比にならないと思っています。それなのに、以前ほどライブの集客が出来なくなっている。コロナを起点とした様々な要因ももちろんあるとは思うのですが、何よりキングレコードの力のなさを感じてしまう。“宮野真守”という一大コンテンツが、未だにキャパ1万ちょっとの会場でしかライブ出来てないって、それは活かし方が下手すぎないか?お金だけじゃない、今の集客力じゃドームなんて夢のまた夢になってしまった。

 

今やキャラソン文化も廃れ、声優アーティストの立場も弱くなっているのは肌で感じていますが、それにしてもキングはタイアップも弱い。思えばFGOキャメロット後編の主題歌「透明」はキング案件ではなく、作品側からのレーベルを超えたオファーでした。そして今現在放送中のキン肉マン。0話のテーマソングとEDテーマは、キャラ名義とはいえ宮野さんが担当します。キング案件ではない作品でも、こうして宮野さんの歌が求められている事実にファンとしての嬉しさや誇らしさは当然ありますが、じゃあキングは何をやってるんだ?キングに頼らなくても宮野さん歌の仕事もらえるんじゃん。キング案件じゃない時の方が正直タイアップ先もでかいし。そしてキン肉マンのEDに関しては、宮野さん曰くラップ調でサビはキーが高いとのことで、本来“宮野真守”に歌ってもらいたい楽曲なのではないかと思ってしまった。だけどキャラ名義にせざるを得なかったのだとすれば、キングが逆に壁になってしまっているということもあるのではないか…と。キングに所属していて宮野さんは本当に大丈夫なのだろうか。可能性が狭められてはいないだろうか。フェスにもなかなか出してもらえないし。私はまたアニサマで宮野さんが見たいんだよ。そういう場所でライブに来てくれるタイプのファンって増えていくものなのに。

 

宮野さんを見つけてくださったこと、16年間でここまでのアーティストにしてくださったことにはもちろん感謝しています。でも逆に言うなら、16年間キングを支えてきた宮野さんの扱いがこれ…?ということになるわけで。オケコン最高だった。富士急コラボも楽しかった。だけどやっぱり、宮野さんが一番大事にしてきたライブという場に関して、コロナ禍以降もどかしい思いをすることばかりで。宮野真守が地元に来るのか!ならライブちょっと行ってみたい!という軽い気持ちの人がライブに来られるくらいが一番理想的なのに、現状ファンクラブ会員同士で少ない枠を争わなければならない状態。アリーナ会場以外は一般の人が入る余地なんかない。そもそも西日本には全然来てくれない。一見さん大歓迎の場所のはずが、敷居の高い場所になってしまっている現状。だけどドームでやれるほどの集客は見込めない。全てにおいて厳しい。

 

キングレコードがお金を使いたくないんだろう・宮野さんのスケジュールの都合で東京から近いところしか行けないのかも…と思っているだけならまだマシでした。確か前回も同じようなスケジュールと規模でツアーやってたよなあと、水瀬いのりちゃんのライブをなんとなく調べてしまったのが最悪だった。千秋楽がララアリーナなのは同じ。やっぱり規模は同じくらいだ。それなのに、福岡にも岡山にも北海道にも行くらしい。しかも初日がワールド記念ホール。宮野さんでやってほしいことが全部こっちに持っていかれていた。考えてみればスケジュールなんて早くから調整しておけばいいだけのこと。ずっとそうやってやってきていたのに。

なんだ、キングレコードが“宮野さんに”お金を使いたくないだけだったのか。より失望感が増しただけだった。

 

 

ああ、それともやっぱり、あの時たまアリを埋められなかった私たちが悪いのか?

 

 

この呪いから早く解放されたい。

 

 

 

次のツアーではホールを初日にしない&福岡公演がある、宮野さんもラジオで話していたJin nakamura×宮野真守×松下優也でのレーベルを越えたリリースの実現、そしてすぐには無理だとしてもドームリベンジへ向けて頑張ってくれる意思を見せてくれるかどうか……この辺りがどうなるかによって、キングレコードへの見方は変わってくると思います。本当はまだ期待していたいんだよ。頑張って欲しいんだよ。頼むよ。宮野さんのこと、本気で考えて本気で向き合って欲しい。こんなのは、ただのオタクのエゴなのかな。苦しいな。

あの時たまアリを埋められていたら、何かが違っていたのだろうか。

なんて、考えても仕方のないことを考えてしまう。宮野さん、ごめんなさい。

 

今後も何が起こるかわからないけど、私は何があっても応援し続けます。どんな場所でもあなたは輝いていける人だと思うけれど、その輝きが最大限活かされる環境にいられることを願っています。

 

 

 

なんだか纏まりのない文章になってしまってすみません。最後まで聞いてくださってありがとうございました。