もう、一年も経ってしまったのですね。
1年前の昨日、あの記事が出てからの1日。心がざわざわして不安で怖くて堪らなかった。翌日の正式な公表。ファンクラブ、公式ホームページ、ブログ。つい先日のことのように感じられます。
ふとした瞬間に胸を締め付けられる。この一年、そのことについて考えない日はありませんでした。傷跡はやっぱり、一生残ってしまうのでしょう。
ずっと思っていました。例えば愛妻家や子煩悩のようなイメージによって、好感度を得ようとすることだって出来たはずなんです。だけど、プライベートを切り売りせずに自分そのものの魅力と実力のみで戦っているからこそ、結婚しても、離婚しても、仕事には何一つ影響が出なかった。そんな彼のことを心から尊敬しています。一ファンとして、本当に本当に誇らしいよ。
エンタメに全てを捧げたんだなあ。
私の中で、彼に唯一“普通”の人間らしさを感じる要素が、家庭を持っているという部分でした。それが失われたことに加え、ここ最近の彼を見ていると、以前にも増してストイックに自分自身を磨く姿が目立つようになった気がしています。
決まりきったあまりにも強い「覚悟」を見せつけられる。ステージ上が、マイク前が、カメラの中が、彼の生きる場所なのだと。
以前までの彼は、家庭を感じさせるような話は一切せず、逆にひとりで暮らしていることも感じさせないように、気をつけながら言葉を選んでいたように思います。最近は自宅での過ごし方や自炊のことなど、今までだったら話さないようにしていたことも話してくれるようになりました。そのことに少し寂しさも感じつつ、もしかしたら彼にとっては隠す必要がなくなり気が楽になった部分もあるのかもなあと、そんなことを思ったりもします。
彼が、幸せであればそれでいいんです。本当に本当に、それが一番の願い。
それでも、
今でも連絡を取ったり、会ったりは出来ているのだろうか。今も良好な関係が続いていますように。これからもずっと続いていきますように。そう願わずにはいられない。余計なお世話だってことはわかっているけれど、そう願うことだけはどうか許してほしい。
今日という日に何か言わずにはいられなかった。ごめんなさい。
これは本当に、ただのひとりごと。