昼公演後、父と別れて今回は一人観劇。改めて、一人ってめちゃくちゃ落ち着くな~~~~!
ベッキーは浦嶋りんこさん、ルルちゃんは望月彩生ちゃん。席は安定の下手側前方でした。もはや定位置。
この回、ノリのいいお客さんが周りに多かったり反応が面白かったりしたのも楽しかったな!
ドーンの歌の「間違ってる靴下!」のところで思わず自分の靴下を確認した右隣のお兄さん、最高でした。
オギーが花束を投げるところ、今回は今までにないくらいだいぶ位置が前の方にずれてしまったんでよ。それでもドーンはしっかりと落下地点まで焦ることなく移動して自然にキャッチしてて、あれけっこう凄いと思うんですよね。宮澤エマちゃん、ナイス反応!
休憩時間に前回の父と同じくポマター先生について否定的な声が聞こえてきて、やっぱりそうなのか~~~~~~ってなったんですけど、そりゃそうだよなあ。普通の人はポマター先生が今までどんなふうに生きてきてどうしてああなったのか、何に苦しんでいて何を抱えているのか…みたいなことまで深く考えたりしないよな~~~と。オタク、というか私というオタクは、とにかく掘って掘って掘りまくるし妄想込みで納得できるところまで考え抜くので、ポマター先生について否定的な考えを持ったことなかったなあ。まあ推しが演ってるというのもあると思いますが…
真面目な話何が悪いかって、2人が既婚者であるというところと医者と患者の関係であるというところと公私混同であるというところなので……結構ありましたね!
あとプログラムの宮野さんページを見ながら、脚なが!ほとんど脚やん!みたいなことを言っていた親子と思われる2人組、わかりますよ。ずっと応援してる私のような人間でも毎回脚の長さに驚いてるので…
そう、ポマター先生めちゃくちゃ脚長くないですか!?
特に白衣脱いだ時に脚の長さが際立つんですけど、あの「幸福を追求するパイ」でジェナの妄想に登場するポマター先生、テーブルの上に乗ってくるくるしてる時に毎回 脚!!!!ってなるんですよね。というかあそこのシーンのポマター先生めちゃくちゃかっこよくない?ジェナの妄想だから?
なんか初見の時はそんな思ってなかったんですけど、福岡公演になってからポマター先生こんなかっこ良かったっけ?ってなったんですよね。ポケットに手を突っ込むんじゃないよ!トゥンク…
ちょいちょいポケットに手を軽く入れて歩いてたりするじゃないですか、あれがめちゃくちゃ自然なんですよ。悪そうでもなく、かっこつけてる感もなく、あんな自然にポケットに手を突っ込める人います!?仕草がいちいちかっこよくて、海外の育ちのいい人っぽさがすごく出てる。その雰囲気をあんなに自然に出せる日本人、宮野真守さん以外に知らない。
今回、Bad Ideaのポマター先生の「こんな自分で終わりたくない こんな人生もう抜け出したい」が今まで以上にものすごく切実で…ポマター先生をそんな気持ちにさせているものって一体何なんだろう。前に色々と可能性について考えたりしましたが、もっともっと大きな何かなのかもしれない。近いうちにポマター先生の幸せについて考える会リターンズを開催する予定です!
切実といえば、ジェナの「じゃあどうすればいいの」がどんどん切実になっていて…最初に見た頃は「じゃあどうすればいいの!?」とちょっとキレ気味だった印象があって、気持ちは分かるがそんなポマター先生に当たるような言い方せんでも…と思ってたんですよ。それがどんどん「じゃあどうすればいいの…」と力なく吐き出すような言い方になっていってて、その後に来るポマター先生のジェナを大切に思う気持ちと、優しく包み込むような歌に繋がる説得力が増した気がして、ジェナへの愛おしさが私の中でも増していったのでした。
しかしここのシーンが愛に溢れていればいるほど、その後の別れのことを思って切なくなってしまうんですよね。実際あっちの世界では数カ月が経過してると思うのですが、舞台ではスピード感がすごいので……ほんのさっきまであんなに深く愛し合ってたじゃん!こんなことになるなら「大切な人~傍にいてくれるだけでいい~」とか歌い合わんでくれよ~~~感情めちゃくちゃだよ~~~ってなってしまう…
もしあのシーンがなかったなら、ただ自分たちの欲を満たすだけの体の関係として見れたかもしれないけども、あのシーン…特にポマター先生はほとんど無償に近い愛を抱いているように感じるので…
あそこでジェナが赤ちゃんに語りかけてた内容、「いつかあなたを20分間黙ったまま抱きしめたいと思う人がきっと現れる」「その人はキスも求めない」「身勝手な考えなんてひとかけらもなくて」とかって、おそらくポマター先生がたった今自分に対してしてくれてることを比喩的に表現してるんですよね?ということはですよ、あの時20分間黙ったまま抱きしめてたってことじゃん?そんなの純粋な愛でしかないじゃん?あれを見てしまうとやっぱり2人には結ばれてほしいって思ってしまう……少なくともあの時のジェナにはポマター先生の支えが必要だったんだよなあ。
別れを切り出す時のジェナの表情を初めてちゃんと見たんです。私が思ってたよりもずっと苦しそうでした。涙を堪えているようにも見えた。母として、人間として、正しい判断をしただけで、ジェナだってただの感謝だけじゃない。愛してたんだ…それが感じられただけで救われた気がしました。
福岡のお客さんは割と控えめなところがあって、なかなかスタンディングオベーション!!!みたいなことになりにくかったんですけど、この回はりんこさんベッキーの博多座ラストでもありますし、自分も前の方の席だったので、絶対に立つぞ!と決めていたんです。そしたら周りの方も次々に立ち上がってくださって…嬉しかったなあ。
これは最寄り駅の地下通路。
映り込みが綺麗でお気に入りの写真。夜の光景を見られるのはこれが最後なのか...と思うと名残惜しくて、しばらく眺めたりウロウロしてたらシャッターが閉まるところに居合わせてしまいました。早く帰りな!
そう、この日、ホテルに泊まったんですよ。(ほぼ)地元ではあるんですけど、往復の交通費やかかる時間を考えると泊まった方がよくない?と思い...更には旅気分も味わえるしな!ってことで。
自分なりにいかに楽しく過ごせるかを模索する日々です。
ではでは、次は博多座ラストですよ!
ここまで読んでくださってありがとうございました!