10日ぶりとなりました髑髏城。
初めはあんなに会場の写真撮りまくってたのに、この日を振り返ってみたら撮った写真これ1枚だけでした。
遅くなってしまいましたが軽くレポ&感想を書きました。今回はかなり良い席で観られたということもあってか、今になって新たに気づいたこともあったり。また新鮮な気持ちで楽しむことが出来ました。
そして今回羽野太夫さん語りのターンですよ〜。この一人ずつ語っていくスタイル、無計画のまま始めたので最終的に捨之介まで到達するのか…?と今更ながら不安になったりしたのですが多分大丈夫なはず!
ではそんな感じでゆる〜くいってみましょう。
黄平次くんの喋り方が変わってる!?東北訛りっぽい!
なんか訛ってるような?と思いつつも最初は勘違いかと思っていましたが、
「おら、飯だっつって呼んでくるっぺ!」
でやっぱり!となりました。この突然の変更にはどのような意図があるのでしょうか…荒武者隊もいろんなところから集まった人たちなんだよ!ってことでしょうか。
この日のソワレ、初の一桁列での観劇だったのですが…
ま〜〜〜〜〜世界が違う!
それも前すぎず適度な近さだったこととちょうどど真ん中だったこともあり、めちゃくちゃいい眺めでした。オペラグラス使うのがもったいない!のでずっと仕舞ってました。
極楽太夫、私のために歌ってるよ…今目あったよ…みたいなことが何度もあり夢女になりかけました…最高でした。
この席で観て気づいたのですが、序盤の農民たちの村を襲って霧丸を探す髑髏党のシーンで、剣布さんめちゃくちゃ客席ガン見してる!霧丸探してる!私が最前に座ってたら正気ではいられない気がします…剣布様…
宮野捨之介さんですが、終盤の徳川兵に囲まれて最終的に「この首を渡せば、もう無用な血は流さない。そう約束が出来るかい」と家康に問うシーン。剣を突きつけるだけではなく家康に掴みかかっていました。気迫がものすごい。
ものすごく今更なのですが、最後にいん平おっとうが着ている服、死んでしまった荒武者隊のみんなの服と同じ布が使われてたんですね…全員分ちゃんとあった……うっ…
日替わりネタ+アドリブなど
兵庫の「ずら」ごまかしネタ
昼
兵庫「ずら…ずら………ずらい思いはさせねえ!」
ここに来てスタンダード!(笑)
夜
兵庫「ずら…ずら…ズラトラマン!」
捨之介「ズラトラマン?こうやって…こうやって変身するの?(ズラを被る仕草)」
去り際は…
兵庫「あ!!3分経った!!(時計を見る仕草)」
今回もキレッキレな兵庫さんでした!
贋鉄斎の庵での生駒さん
昼
生駒「生駒潔癖だから、手が汚れるのが嫌でポテチお箸で食べるタイプなの!」
夜
生駒「生駒潔癖だから、スナック菓子一緒に食べてて指に付いた粉袋に戻す人と、その指舐める人とは友達になれないタイプなの!」
スナック菓子シリーズでした!
捨之介と贋鉄斎のやり取り
昼
捨之介「それ大丈夫なのか…?めちゃくちゃ刺さってる…めり込んでるぞ!?」
贋鉄斎「頭皮を!頭皮を押さえてくれ!」
捨之介「頭皮ってなんだよ!なんで頭皮がはがれるんだよ!」
贋鉄斎「ある人に怒られるから…」
捨之介「これ本当に取れない!(ガチで取れないようでしばらく格闘)……取れた!」
客席拍手。刀曲がってる(笑)
捨之介「すごい力だな…こんななって…こんな(手で曲がり具合を再現)」
どういう仕組みで刀を頭にくっつけてるのかはわかりませんが、取れないとかあるんですね〜
夜
頭から刀を外した後
捨之介「ウルトラマンみたいになってたぞ!」
贋鉄斎「セブンだな。アイスラッガー!!(刀投げる)」
捨之介「これズラトラマンだな…」
めちゃくちゃ笑いました。ここのシーン二人とも本当にイキイキして楽しそうで、内容自体はシリアスだからこそこういう自由度の高い瞬間があるのはいいなあと思います。
昼霧丸
「もう!決めたんだー!!」
なんか元気かわいい
夜霧丸
「もうっ、決めたんだぁっ!」
かわいい
マチネのカーテンコール3回目、捨之介と贋鉄斎が肩を組んで登場。
曲がった刀を思い出してくすっとなりつつも微笑ましい画でした。
ではでは、今回は極楽太夫(羽野晶紀さん)について語っていきます!
やっぱりかわいいんですよね。美しいというか、かわいい。
羽野太夫さん大好きなのですが、どういう風に言ったら一番近いんだろう…「クセになる」でしょうか。甲高いようでハスキーなあの声に会いたくなります。会えない気持ちは生き地獄でも会えば天に昇れるの〜♪
登場シーンの歌が始まるところで、チャラララララララズンチャッチャーラ♪で羽織っていたものをバッ!ってした時の髪の毛が一房背中側に流れてくるの最高じゃないですか?好き
「今日が駄目でも明日があるさ〜」の辺りのふわふわしていながらも流れるような台詞回しが心地よくて、ずっと聴いていたいと思ってしまいます。好き
あの登場からの歌のシーン、初めて観た時の衝撃はすごかったです。あれ…?羽野晶紀さんっておいくつでしたっけ…?帰って速攻調べました。(よんじゅうきゅうさいでいらっしゃいました嘘やん…)この年齢であれだけ舞台上を文字通り走り回れるの本当にすごいことだなあ…
第一声の歌声が可愛いし顔も可愛いし、かと言って年齢を重ねてる感が無いわけではなく。
友達の家に遊びに行った男子高校生がその友達の母親に恋をしてしまうっていう展開も無くも無いじゃないですか。羽野太夫さんはそんな恋されちゃいそうな可愛いお母さんな雰囲気。
上弦で極楽太夫を演じている高田聖子さんとの雑誌対談で印象深かったのが、蘭兵衛との関係について高田さんが「こっちからもいかないし向こうからもこない。死ぬ時に『やっぱり何もなかったな』と振り返る」というようなことを仰っていて。
それに対しての羽野晶紀さん「そうなん(笑)?」
これを読んだのは観劇前だったのでその時はわからなかったのですが、後から読み返してみて笑いました。蘭兵衛と何かある気満々じゃないですか!いやあの極楽太夫は確かに現役でまだまだいけますけども。というかめちゃくちゃいい雰囲気でしたけども。実際に観てみてこの反応にものすごく納得したのでした。上弦も早く観たい!(2ヶ月前からずっと言ってる)
髑髏城から抜け出すところ、自ら犠牲になって仲間たちを逃がそうとする捨之介を最終的に「あんただけでも生きなきゃ!」という言葉で動かしたのは霧丸ではなく極楽太夫なんですよね。この辺りがすごく、極楽太夫が歳を重ねてる設定が生きているというか、めちゃくちゃ説得力があるなと思います。捨之介と霧丸の年齢差、そして捨之介と極楽太夫の年齢差によって生まれる関係性に、とにかく説得力があるんですよね。
下弦ファミリーのバランス本当に大好き。
生き地獄の苦しみの中でも支え合って一緒に生きてきた仲間を失い、結果的に愛した男の命を自ら奪うことになってしまった極楽太夫の心情を思うとあまりにも心が痛いのですが、兵庫がいてくれて本当によかった。りんどうさん、幸せになっておくれ…
今回はこんなところで。
次のブログはライブビューイング感想になるかと思います。これを書いている今はもうライビュ参加後なのですが、いや〜色んな意味で新鮮で楽しかったです。姉を連れて行ったのでその感想などもお伝え出来ればと思っています!
ここまで読んでくださってありがとうございました!