MMのひとりごと

とある地方住みオタクの雑記

関東荒野に新年の訪れ 硬い拳固と情けの兄貴/『髑髏城の七人』Season月 <下弦の月>1月3日昼

髑髏初めしてきました。

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髑髏面さん

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あれ…?下弦仕様ではなくなってる?

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2018年、初日の初回。出演者の方々と同時に髑髏初めができたことを幸せに思います。

新たな年の最高の幕開け!

では今回も、ちょっとしたレポと軽く感想などを語っていきたいと思います。

そして今回は兵庫(木村了さん)語りのターンになっておりますよ〜

日替わりネタ+アドリブなど

兵庫の「ずら」ごまかし

兵庫「ずら…ずら………ズラの名は!今夜放送!『ズラの名は。』!」

捨之介「ズラ入れ替わっちゃうの?」

この日は『君の名は。』がテレビ初放送された日ですね。しっかり乗っかる宮野捨之介さんもさすが。しかし「ず」が付くワードですらなくなってるという…自由な木村兵庫さんでした!

そして最終的に…

兵庫「うわ〜〜〜〜〜!明けましておめでとうございます!!!!」

こうして去って行ったのでした。客席は大きな拍手。

贋鉄斎の庵での生駒さん

生駒「生駒小さい頃から潔癖だから、お正月にみんなでお屠蘇まわし飲みするしきたり早く撤廃されればいいのにって思ってたんだから!」

捨之介と贋鉄斎のやり取り

捨之介「それ大丈夫なのか…?めり込んでるぞ!?」

頭に刺さった刀を抜こうとする捨之介

贋鉄斎「ちょっ、頭皮を抑えてくれ!」

捨之介「なんか…色々あるんだな、仕組みが」

カーテンコール3回目、いつも最後に捨之介が一人残って例の股開くポーズをしてくれるわけですが、この回はその後スキップで軽やかに去っていき、最後の最後ジャンプして両足をくっつける(足版の拍手みたいな)という、テンション高めなラストでした。

そんな楽しくなんとなくおめでたい2018年初回のお正月スペシャルでございました!

では軽く感想を。

えっ……

捨之介……

好き

めちゃくちゃ好き

好きすぎてびっくりしました(?)

私が最後に観てから10日の間に何があった!?

今まで観てきた捨之介、正直「めっちゃ泣くやん!」って心の中で突っ込んでたんですよ。そういう泥臭くって美しくない宮野さんのお芝居は大好きなんですけどね。そこがすっきりした分、私の中で捨之介の輪郭が再び浮かび上がった気がしました。

天魔王が自ら死を選んだ時の「馬鹿野郎!!」の叫びやその後の生気のなくなったどこか上の空のような表情に、天魔王を止めるという目的が果たせなかった絶望を感じ、そして極楽太夫の言葉で持ち直した捨之介の、「みんなで生きて抜け出して、また会うぞ!」の叫びから、

わ、わ、笑った…

ここの一連が最高すぎて五体投地するところでした…

1週間空いたこともあってか少しハラハラさせられた場面もあったりなんかしましたが、やはりみなさんプロ。初見に人には気づかないレベルでうまく切り抜けていらっしゃってさすがだなあと思いました。

あと宮野さん、べらんめえ口調というか、ちょっと舌をまくような台詞回しが板につきすぎていて惚れた。

そして霧丸ちゃんやっぱり可愛い。

蘭兵衛と極楽太夫が二人で会話するシーンですが、蘭兵衛の表情が本当にやわらか〜くて、ふんわり優しい顔で微笑んでいて、元のお顔が美しいものだからは〜〜〜〜〜〜ってため息が出そうになりますね…

太夫の事を抱きしめるあのシーンを見ていると、お互いの立場上結ばれることはないにしてもそういう種類の愛情を感じるのですが、そこんとこどうなの〜?

さて、兵庫(木村了さん)について今回は語っていきたいと思います。

いや〜本当に、

観れば観るほど愛おしい、会えば会うほど好きになる。

そもそも私は昔から素手で戦うタイプが大好きなんですよ。

ドラクエでも武闘家が一番好きで、必ず主人公の次の二番手は武闘家固定という感じで小学生の頃からプレイしてきているのですが、つまりは髑髏城の七人がもしRPGだったら、私なら捨之介の次に兵庫を配置しますね。その後ろに霧丸、最後に極楽太夫。だめだこのパーティー回復役がいない…

話がずれました…

木村了さんと言ったら、テレビでもよく見かけていて、私の中では割と中性的な役を演じているイメージでした。個性的な役も多く、実力派だなあと思ったりもしていて。本人の見た目だけ見ると綺麗で可愛い目の童顔なので、改めて考えてみると兵庫はすごく新鮮だなあと思ったりもしたのですが、兵庫であることが自然すぎて初めて木村兵庫さんを観た時から全くそんなことを考えることもなかったんですよね。こういう男らしい兄貴の役もっと増えていい!

そして毎回アドリブで楽しませてくださってありがとうございます。

シリアスなシーンでも兵庫がいるとなんだかホッとするんですよね。実際ギャグシーンも多いのですが、そういう時の兵庫のテンションだったりがこの作品の色を作って引っ張ってる部分は大きい気がします。

おっとうとの共闘シーンは、連携に感動し親子の絆にほっこりし、本当に楽しくて大好きなシーンです。自分の鍬が飛んできた時の「おらのリカコ!」と、つい百姓の喋りが出てしまう瞬間可愛すぎる。

単純でおバカだけど荒武者隊の子分たちが付いて行きたくなるのがすごくわかる。

無界の里襲撃により死んでしまった子分たちを見た時の、現実を受け入れられずひとりひとりに話しかける場面は本当に辛いものがありました。あの場面で天魔王への怒りや憎しみよりも、まず仲間たちを思う気持ちが先に来る兄貴はやっぱり最高のいい男だと思います。

オタクとして萌えるのは蘭兵衛だったり霧丸だったりするのですが、兵庫は人間として惚れてるところはあります。太夫のことも絶対幸せにしてくれる。

美味いもん食ったら一緒に笑って、不味いもん食ったら一緒に嘆いて、でも…絶対に泣かせるようなことはしねえ

(確かこんな感じだったと思うのですが)この台詞最高じゃないですか!?戯曲本だとこのプロポーズの言葉も違う台詞になってるのですが、こっちのほうが一緒に暮らしたいという気持ちがストレートに伝わってきて等身大っぽくて断然好きです。もしかして上弦も違ったりするのでしょうか…

兵庫が木村さんではなかったらまた下弦のバランスも変わっていただろうなあ。

素敵な兵庫をありがとうございます!まだまだ見守らせてください!

今回はこんなところで。

開演前、せっかく三が日に東京に来ているのだから!と神社にお参りに行ってきました。

芸能の神様がいらっしゃるというこちらで、『髑髏城の七人』大成功祈願を。

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「第六天」!

思わず反応してしまった…

そしてもう一社。

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私が祈るまでもないでしょうし、こういうのって本人たちじゃなきゃ意味ないのでしょうかね?まあ気持ちが大事ってことで!

そして…

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年賀状を出してきました。正月らしい写真を撮ってみよう!と家の中の和っぽいものを探していたら傘を発見して、すすす捨之介だ〜〜〜!と一人興奮し、気付いたら年賀状にしてました。慣れない筆ペンなど使ってしまったために字がひどい。

前回書き忘れてたのですが、

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ドクロBOXなるものを買ってしまった…

中身はこんな感じ。

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1997年版、アカドクロ、アオドクロ、そして初演(1990年)の特別編集版などを収録した特典ディスク。

あれ?と思った方もいるかと思います。そう、私1997年版のDVDを以前に買っているのです。

バッチリこれにも入っとるやないかい!

最初からこれ買っとけばよかったんや!

私の辞書に計画性という言葉は無いようです。

いいのだよ!素晴らしいものにお金を落とすのはオタクとして当然のことなのだ。そういうモットーで生きております。

まだ観てないけど。きっと素晴らしいはず。

さてさて、そんなこんなでまだまだ関東荒野に降り立つ日々は続きます。

母と妹を現地に連れて行き姉をライブビューイングに連れて行くことが決定し、私の周りでは髑髏城の輪が広がっております。家族しか誘える人いないんですけどね!

ここまで読んでくださってありがとうございました!