ライビュからの現地という最高の贅沢を味わった翌日です。興奮して2時間しか寝られませんでした。寝不足~~~~でも元気に楽しんできましたよ!
席は3階席前方のセンター。この位置から見る景色も悪くはないのですが、ここまであらゆる席から無頼街を観てきてもうとにかく楽しむという段階に入っている私は、やっぱり1階席が楽しいな〜〜〜という気持ちになってます。客席のノリに関してもね。
ちなみに私が思う個人的なベスト位置は、
全体をバランスよく見たい場合→15列前後のセンター付近
肉眼で表情を見たい場合→6~7列下手寄りのセンター付近
って感じですかね~~
前方席の場合、毎回地味に楽しみにしてるデート中の2人は下手寄りじゃないと見えないので……ただカーテンコールで登場する推しはセンターじゃないと見えない……
まあどこでも楽しめますけどね!ただ見え方によってやっぱり楽しめ度は変わってくるな~と。あ、ナチュラルにデート中の2人って言いましたけど、無頼街に入ってくる直前に下手奥の方を横切ってる2人のことです!
名前を呼び合うくだり、「草臥でいいよ!ほら、言ってみ?ソーガ…スゥーガ…(?)」
「ス??」「違うソゥ(?)」「ス?」みたいなことをやってたんですけど、“う”の口のまま“そ”って言ってる感じの……もうこれどうやって文字にしたらいいんだよ!皆さんの想像力に託します!
というかさ〜〜〜「その先生はやめろ。……永流でいい」とかスンッとしてたのに、内心では「名前で…呼んでほしいな(ドキドキ)こういうの憧れるな…☺️」だったかと思うと愛しいがすぎるが……
「草臥ッッッ!!」「おう!永流♪」のところ、正直これが自宅だったら壁をぶち破りながら呻き声をあげることしかできないレベルで毎回萌えてるんですけど、その直後に最高オープニングが始まってしまうのでそれどころじゃなくなってるところあるんですよね。なので後から思い返していつも壁をぶち破ってます。
あとこれは本当に細かいところなんですけど、「永流♪」からの「鬼が出るか蛇が出るか」でセリフのトーンが変わるじゃないですか。それを全く境目を感じさせず自然に繋げる「さあて」がすごいっていう話なんですよ。名前呼びは後から追加されたわけですが、それを違和感なくちょっとしたニュアンスの変化で自然と馴染ませる技術、すごいな〜〜〜
ねえ…やっぱり無頼街入ってすぐのところ、杯クロスして飲んでるな?!?どういう状況!?
あと初見みたいなことを言うんですが、主役2人はこんなに大勢にごちゃごちゃ紛れててもパッと目を引く華があるな~~~~
卯之吉の自己紹介、「だから違うんだって〜〜」とか急に言い出したから何かと思ったら「“いの一番”はうま味調味料だ!」ってどしたん(笑)もはや“の”が入ってれば何でもいいんか??
カズダンスして去っていったつまぎちゃんたちを見送ってポツンと「カズノスケ踊り…」とかつぶやいてた草臥さん……世界観を守って(?)ちょっと和っぽくしてるのさすがですね。
賭場シーンの前、「明日は俺に任せとけ」のところで「お前いつの間に〜〜……キラキラ〜〜ってしたのか?」って永流が自分の顔面を利用して情報を聞き出したんじゃないかと疑ってるのおもろすぎる……自分はキラキラ失敗したもんね……
というか宮野さん、普段あんなにキラキラしてるのにキラキラブチ落とされる役回りなの正直めちゃくちゃ興奮してしまう。そういう役回りも似合ってしまうのがまたすごいというか、絶妙なバランスなんだよな〜〜!声優としてもそうなんですけど、ぱっと見かっこいいキャラかと思ったら残念イケメンで、でもキメるときはキメる みたいなギャップにギャップを重ねたような役をよくやっててそれがめちゃくちゃハマるんですよ。草臥さんは初手からおもしろが強いのですが……
その横にどこまでも美しくてどこまでもかっこいい2次元のような福士くんがいて、役としてもお互いの良さを引き立ててるのがサイコ〜〜〜〜なんだよな!
そう言えば賭場で蛇蝎が尻見せるところ、着物が上手く捲れてなくてただ尻を突き出した人になってたのカワイイんだが??
これ一番笑ったところなんですが、「お前はつくづく小せえなあ!」からの凶介が自分の小ささを語るところ、箒一本持たされて…の前に「大きいやつが来ると醤油の瓶に隠れたくなるくらい小せえよ」とかそういうことを言ってた気がするけど途中で噛み散らかしたのも含めておもしろすぎた……記憶飛んでしまった……草臥さんも「ん??(笑)」なってたし他の2人もプルプルなってて無理……
そもそもここのセリフ、元々「小せえよ、小さくて弱いんだよ。それなのに箒衆の期待の星みたいに言われて…」ってだけだったんだよなあ。凶介がんばって…!
パンフレットに、ヤクザにとって仁義を切るのはとても大事なことなので途中で噛んだら殺されることもあるよ!みたいに書かれてて物騒すぎ〜〜ってめちゃくちゃ笑ったことを思い出しました。ヤクザにまさか滑舌が必要とは思わんやん??凶介そんな世界で生きていける??まあ……生きてはいけなかったのですが……(思わぬところで大ダメージを負ってしまったオタク)
今回の草臥vs凶介は「身堂……凶介」がもう泣きそうで苦しそうで、覚悟を決める上での悲しみが溢れてたな……「骨折り損の草臥れ儲け」も、笑ってみせようとしたけど上手くいかなくて、途中で下向いてた……しんど……
そうそう、宮野さんがラジオで森雪之丞さん作詞のオリジナル曲を歌える喜びを語ってたんですけど、いや〜〜本当にね……タイミングを逃しまくってましたが歌詞についての話はずっとしたかったんですよ。
『きらびやかな嘘と泥まみれの真心 どっちが眩しいかなんて生き様で答えろ』
神州無頼街の楽曲の中で一番好きな歌詞です。(今パンフレットが手元にないので表記が間違ってたらすみません。) そしてカーテンコール。この歌詞のところで登場するのが草臥として生きる宮野真守さんというところにもめちゃくちゃグッとくるんですよね。それは草臥さんが永流と出会い、凶介と出会い、自分自身に問い続けたことだと思うので……泥まみれのあんたはめちゃくちゃ眩しいよ。
その後の福士くん登場の歌詞が『傷だらけでもいいさ』なのもさ~~~完璧すぎてどこまで狙ってやってるんだろうな……
全てが綺麗サッパリ丸く収まったわけではないけども、エンディングであれが流れるととにかく気持ちよく終われるんですよね。前向きな歌詞があの光のバディにぴったり。歌ってくれるのもハッピー!
あと、出てくる楽曲の歌詞は全てセリフ代わりというかその時の感情や状況を歌うものばかりなんですけど、唯一オープニングの『無頼漢』だけは違ってるじゃないですか。作品のテーマ曲であり作品全体のことを歌っているわけで。だから当然、その時の動きと歌詞が必ずしも一致してないんですよね。それって実はすごいことじゃないですか??例えばチョロチョロと女の人を追いかけながら『迷うことなくドンと聳えてる』と歌ってたりね。歌詞をしっかり表現しつつもプラスで別の芝居をしてるんですよ。何気なくやってるように見えるけど、これめちゃくちゃすごいことだよなあといつも思ってます。
他の曲だったら『起きて半畳 寝たなら一畳さ』とかも天才ですよね。その発想はなかった!目から鱗~~
いよいよ #神州無頼街 東京公演初日!
— 森雪之丞スタッフ (@yukinojo_news) 2022年4月26日
開幕前に草臥を演じる #宮野真守 さんと✨ pic.twitter.com/LPjcAAgG13
宮野さんの話を聞いた後だと、この写真を見て真っ先に「暖簾までイチャイチャすな!」とか言ってすみませんでした……になるな……でも気になっちゃったもんは仕方ない!
ではでは、今回はこんなところで。久しぶりに“宮野真守さん”のことたくさん話したしたくさん褒めた気がする…!
ここまで読んでくださってありがとうございました!