わ~い!やってきました北海道!
札幌文化芸術劇場 hitaru!
この日、時間がない中でも北海道を堪能しようと色々と詰め込みまくった上に、札幌の土地勘がなさすぎてバッチバチに道に迷い、開演の1分前にギリギリ席につくという事態に……皆さんは時間に余裕を持って行動しましょうね!オタクとの約束!
3/29夜
Wキャスト 有澤ジョナサン×東山ツェペリ
札幌文化芸術劇場 hitaru 3月公演 ミュージカル
— Musical ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド Official (@JOJO_MUSICAL) March 29, 2024
『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』
【本日3/29(金)の公演】
13:00開演の部(W:松下優也&廣瀬友祐)
18:00開演の部(W:有澤樟太郎&東山義久)#ミュージカルジョジョhttps://t.co/ViUXhO4scLhttps://t.co/RVg1RFtuJG pic.twitter.com/9OzYJ5Vj4i
席は初の1階席、10列辺りの前すぎず後ろすぎずとてもちょうどよく見やすい席でした。今までと見える世界が違いすぎてめちゃくちゃ楽しかったな~~複数公演を観る人で席を選べるのであれば、1階席と2階席以上の両方から見たほうがいいですよ…!どちらにもそこだけの楽しみ方があるので…!
そしてこれはどう考えても一番最初に言うことではないと思いますが、カーテンコールでダニーが出てきてくれて嬉しかった!大切な仲間ですからね。他の人がお辞儀してる時にキョロキョロしたり首かしげたりしててめちゃくちゃかわいかった……ダニーのこと観るたび好きになる……本当にカワイイ……動きも更に磨きがかかってて、耳の裏を後ろ足でかく動きとかリアリティがすごくて、犬の動きをめちゃくちゃ研究してることがわかる。本当にすごい。
なんか今回、「産業革命の♪」で皆さんの歌声がバーン!と響いてきた瞬間にその熱量に圧されてちょっと泣きそうになってしまった……席が近めだったのもあるかもしれない。
エリナさんの歌の時、星空のようなライトが客席の10列くらいから後ろにかけて飛び交っていることに初めて気づきました。というか光が自分のところに来るたびにピカ!ピカ!ってなって眩しかった(笑)これが星の輝き!
いや~~清水美依沙ちゃん本当に歌がうますぎる。一人きりで派手な演出もないのに、しっかり歌を聞かせる実力があって……まだ若いのに本当にすごい。(24歳だと知っておったまげちゃったよね)
大好きなシーンなのにこの話をまだしてなかった気がするんですけど、最後の戦いで2人の青春がスポットライトのもとでフラッシュバックする演出めっっっっちゃくちゃいいですよね。原作でも出てきた「ディオとの青春」というワード。そのセンスに私はすごくハッとさせられたんですけど、青春って別に楽しくてキラキラしてるものだけじゃないんですよね。苦くて苦しくて、でも間違いなくディオとともに過ごしたあの時間がジョジョを強くし、紳士として成長させた。ジョジョじゃなければきっと耐えられなかったと思うんです。ディオもそんなジョジョだったからこそ、対抗意識を燃やし続け陥れるために本気で向き合い続けることができたんだろうな。
まさに、「奇妙な友情」。仲よくしようとしたジョジョと拒否したディオから始まり、7年間で上辺だけの友情を育み、決別し、殺し合い、最後にはジョジョを唯一尊敬する人間だと気づき認めたディオと、それを静かに受け入れたジョジョ。
ディオのことを受け止められるのはジョナサンだけだよ~~~一緒に深く深く沈んでくれて、一人にしないでくれてありがとうね……(お前はディオの何なんだ)
ここから主にディオレポ(?)です!
警部との握手のあと、汚いものでも触ったかのように手をペッ!ペッ!って振っててあからさますぎておもろかった(笑)もうちょっと隠せ~~
「ジョースター卿、今行きます」が今までより落ち着いた声だったというか、いい子ぶりっ子感が薄かった気がする。
星か泥かの話の時、星を見る目がもうキラキラせずに真顔だった……
「エリナ・ペンドルトンだろ?ジョジョと2人で遊んでたんだって?」
なんか微妙にセリフ変わってない??気のせい??もはや東京の記憶がないのでわからない……でも前よりもちょっと高圧的になってる気がする。あとズキュゥゥゥン!後のセリフも東京で観た時はねっとり囁く感じだったけど、もっと乱暴だった……「まだだよなあ?」からのエリナちゃんを振り払って「この“ディオ”だ!」めちゃくちゃ自分を強調してた気がする。
「もっと自分の心を冷静にコントロールしなくては。全てを手に入れるために。……(センターまで歩いてフーーーー……長めの深呼吸)…………ックッッッだがッッ!!」
ここ、こんなにたっぷり間を使ってたっけ??もっとスッと終わってた気がする。1回冷静になろうとしてがんばってみたけど、やっぱり耐えられない!クソ!でダニーを燃やすという。ディオが完全に猫被りする前の最後の過激行動なんですよね。これからは冷静になるから、最後に犬だけ燃やす!みたいな。いや犬を燃やすな。
ラグビー優勝後の屋敷でのアーチャー警部とのやり取り、言っちゃった~みたいにおどけるアーチャー警部に対して今までのディオは もう!プンプン!みたいな感じだったのが、今回ガチ怒りテンション…からの「すっ飛んできたのに~」でちょっとおどけた言い方になって、警部もまたおどけてディオが「ま~たやってる」「ハハハッ」みたいなめちゃくちゃ仲良ししてた……
なんかこの一連のやり取りだけで伝わってくるものがあって。ディオが心の奥底ではよく思ってない警部とも楽しいやり取りができるようになっているところに年月を感じる……我々が見ていない7年間は決して空白ではなく、しっかりそこに生きていたんだなって。
「酒!飲まずにはいられないッ!」がだいぶヤケクソでイラついてて、もぉヤダ〜〜(泣)感はなくなってましたね。
「俺は!グッ人間をッやめるぞ~~~~~ジョジョ~~~~~オ~~~~↑」
ここ、最後もう一段階音上げててうわ〜~〜なったんですけど、前はこんなんやってなかった…よね??記憶がない……。今現在、兵庫で2公演観るところまでいってるんですけど、ここまででこの回の人間やめ方が一番好みでした。あくまで好みの話です!
噂の体が再生するところ、人間離れした関節どうなってんの?な動きはもちろんすごいんですけど、その動きが終わってポーズを決めたところで床が回りだし「はっしーる炎♪」の歌が入る、あの一連が見事すぎて。音にはめてくるセンスはきっと音楽活動で培われたものなのかなと思います。本当に今までのすべてが集約してディオが形作られている……
今回はジョ~~~~~~~ってあんまり伸ばさなくなってて全体的に落ち着いた威圧感があった気がする。
最後のシーンは、激しめに手を伸ばすディオとその手を思い切りガッッのジョジョでした。
スピワおじいちゃんのアドリブコーナー
「私は今まで様々な人間模様を見てきた。だからこそわかる、アクリルスタンドがほしい。全員分だ。またディオが完売している……兵庫に持ち越しだ」
個人的にまさかの2連続アクスタ回(笑) そして相変わらずディオが完売中という。がんばれ在庫~~~
カーテンコール挨拶
有「こんな実力派の方々と…」
宮「ありがとうございます!」
有「実力派なだけじゃなく人間力もあって…」
宮「ありがとうございます!」
コント??
有「そんな皆さんのお芝居も、日々ちょっとした変化があって、演奏も今日こういう感じなんだ!って、それがこの作品の爆発力になって……」
この後もなんか色々言ってたんですけど、有澤くんの挨拶は基本わちゃってなってるのでわからなくなってしまった……(笑)
宮「ずっと何言ってんの?」
有「北海道のローカルな魅力を知れば知るほど僕たちの力になり、それがこの作品の……爆発力に……」
宮「早めのリピート公演なの??」
有「僕は一足先に帰京しますが、きっと今ごろ松下優也くんは明日の千穐楽に向けて頑張っていることと思います」
宮「適当なこと言うなよ!(笑)」
ここほんと爆笑だった……有澤くんずっと大真面目なんよ……
パパが代わりに頭下げる(笑)
有「では、締めたいと思います!」
力技!おもろすぎるが……
テレビ塔の真ん前、ビルの中に入ってる会場だったので(造りとしてはちょっとブリリアホールっぽい感じ)、それなりに札幌の景色も見ることができましたね。
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ちょっと~~~これ以上情緒をめちゃくちゃにしないでくれ〜~〜~〜いや 嘘ですありがとうございます……
仲良し一家カワイイよ……
ここからおまけ!主に北海道グルメです。
到着してまずしたことが、「ラーメンを食べる」でした。
宮野さんが以前話していた店に行ってみました。美味しかった〜
そして夜、観劇後は……
ジンギスカン!うま〜〜
からの……
締めの夜パフェついにデビュー。
— 島田惇平 Jumpei Shimada (@ShimadaJumpei) March 27, 2024
「これ甘い、何だろ凄い食べてみて」
「なにこれ!どんどん味変わるじゃん!」
「一口いいっすか?」
ディオ様、ジョナサン、ジョナサン、スピードワゴン、ワンチェンの5人、店内の誰よりもキャッキャしてきました。
ソワレいってきます。#ミュージカルジョジョ pic.twitter.com/Hd56h5QL2Q
も~~~~~~本当にかわいすぎるんだが……
そう、こちらの夜パフェ屋さんに行ってきましたよ〜
オシャレだ〜
めちゃくちゃ豪華だし凝ってる!
やっぱりこういう時いちごを選んじゃうよね……
これだけのもので一つのパフェが構成されているというこだわりっぷり。いいお値段するだけはある。
この夜パフェ屋さん、行った時(金曜の夜)結構並んでたんですけど、後から来た人たちが「あんまり並んでないね〜」みたいなことを言ってたんですよね。それならあの5人が行った時も並んだのかな〜とか、でかい男5人組(そのうち3人は180cm超え)とかあの雰囲気の中だとどう考えても目立つが…?バレなかったのか??とか。あとパフェを持ってきてくれた時に、そのパフェについて「ここにはこれが使われていて味付けはこうで〜」と細かく説明してくれたんですけど、5人で6つ分の説明をふんふん静かに聞いたのかなとか想像すると可愛すぎる……
現場だけでなくこうして遠征先を楽しむことにより、最高だった記憶がより深く刻み込まれる気がします。
本当にいい夜だった……最高の思い出になりました。
北海道の旅は翌日に続く。