MMのひとりごと

とある地方住みオタクの雑記

【感想】『ウエスト・サイド・ストーリー』season1 (11/30昼)/ビビッとゾクッと心が躍る

2週間ぶり~~~~!!

 

 

そうは思えないほど毎日脳内マンハッタンしてたのですが、やはり現地は違いますね!何せ今回めちゃくちゃ近かったんですよ。今までとは見え方が全く違ったのでその辺りの話も出来ればなと思います。

 

 

ところで!!!!この映像見ましたか!?

 

 

この2週間これで延命したと言っても過言ではありません。(過言)

 

シーンチョイスもありがとうしかない…それぞれの良さを分かっていらっしゃる。

プリティ…チャーミング…

 

 

 

それでは感想行きます!

 

 

今回の出演者はこちら。

 

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濃い!

宮野さんと樋口さんが揃うとコミカルがコミカルして、更に笹本さんのテンポの良さも加わり、そんな感じでコミカルシーンがめちゃくちゃコミカルしててとても楽しい回でした。

 

 

 

 

座席ですが、どのくらいの近さだったのかもう具体的に列を言ってしまいますけど、4列目でした!JetsやSharksが駆けていく風を真後ろに感じられる席です。そしてたまたまかもですがお上品な雰囲気のマダムが多い…ここは課金しないと入れない席か…!?(私はファンクラブ先行でもない誰でも応募できる先行で取ったので謎すぎる)

 

この距離だと臨場感と迫力がすごくてとにかく圧倒されるのですが、色々な席で観させて頂いた上での個人的にベストな距離は10列目くらいかなあと。なぜなら、ミュージカル的に一番の見所だと思っているTonight(Quintet)でのあの世界が視界いっぱいに広がる感動は、ある程度の距離がないと感じられないからです。肉眼でも表情が追えてすぐ近くをJetsやSharks、アニータが通り、更に顔を動かすことなく全体像も観ることができるという理由で10列目前後がベストだというのが今のところ私の考えです。

 

とは言え今回は近かったからこその気付きや感動がものすごくあったので、その話をまずはしようと思います!

 

この席だからこそを一番に感じたのはダンスパーティーのシーンでした。特に仲良しダンス(?)からのダンスバトル勃発のところはとにかく圧倒的で、まるでそこに参加しているかのような感覚を味わいました。ハチャメチャ楽しい!!こんなに楽しいシーンだったなんて…この時点で元取ったな…!

 

 

 

今回、ストーリーでもお芝居でもなくただただパフォーマンスに圧倒されて涙が出るという経験を生まれて初めてしました。それが樋口麻美さんのアニータなんです。自分でもびっくりしたのですが、私『America』で泣いたんですよ。曲が終わった瞬間、ブワッッッッっとくるものがありました。

 

顔の筋肉まで全部総動員で表情豊かに全力で歌い踊る樋口アニータ。歌もダンスは言うまでもなくすごいのですが、本当にめちゃくちゃ顔が動く。目が離せない圧倒的パフォーマンス。

 

差別だってあるのに、それでもアメリカという地に希望を持って全力で楽しもうとしているアニータそのものでした。

 

こんな経験そうそう出来るものじゃない。本当にこの経験は私にとって宝です。

 

樋口アニータさん改めて大好きだなあ。セクシーで大胆で表情豊かでお茶目でパフォーマンスはダイナミック。新たな感情を本当にありがとうございました。

 

 

そして宮野さんトニー。

なんかとにかく好きなセリフというか言い方が最高なセリフがあったんだよなあ~~なんだっけな~~~~でもとにかく好きだったんだよな~~~~…という、マリアに対してのセリフであるというところ以外が朧気だったセリフがはっきりと記憶に刻まれたのがこの回でした。

 

君がいるからね

 

文字にしてしまうとなんか違う…!となるのも宮野さんの力だなあ。仲間たちを喧嘩させないと約束したトニーにマリアが言った「本当に魔力があるのね!」に対してのトニーの言葉。少し間を開けて、本当に愛しそうに大事そうに、この時のトニーの全ての感情が乗ったような、そんな一言。このシーンを思い出すだけで胸がギュッっとなる。本当に本当に大好きなシーンです。しかし魔力は……無かったんだよなあ……ウッッッッ……

 

 

 

トニーのことを明確に“怖い”と感じたのもこの回でした。トニーという人物は、その時の勢いや衝動だけで動くところがあってそこが本当に危ういなあと思っていたのですが、席が近かったのもあってラストの取り乱すトニーが本当に怖くて、迫力がすごくて、宮野さんが“演じている”という視点が完全に消え失せていました。

 

ただただトニーが怖かった。もう自滅以外の道が何も見えなかった。見ていて本当に辛かったです。

 

 

 

 

最後にアクションの代役として出演していたSwing畠山翔太さんについて。

 

Jets男子たちは歌もダンスもとにかく連携が重要になるシーンが多く、中でもアクションは一番セリフも歌パートも多いのでその代役となるとめちゃくちゃ大変だったと思うんですよね。例えそのためのSwingだとしても。クラプキの曲なんて主役じゃないですか…!

すごかった。1週間本当にお疲れ様でした!

 

 

 

素晴らしいカンパニーの皆さんが作り上げる最高のステージ。出会えてよかった。

 

 

 

 

 

そういえば載せてなかったな~という写真。

 

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そして増えていくチケット…

 

 

 

 

 

 

終わります!

 

ここまで読んでくださってありがとうございました!