ラスト2日3公演!
突然千穐楽を迎えると私の心が耐えられないだろうな……と思い、休みを取ったオタクです(重……)
席は2階席下手側。この前とはちょうど真逆辺りのまたまた1列目でした。
今回このタイミングでもまだ演出が追加されてたりしてて、そのことにものすごくグッときてしまったんですよね……
本当にちょっとした所までこだわってこだわって、最後の最後までより良いものを見せようと試行錯誤して下さってる。私もその一つ一つの意図を汲み取って、しっかりじっくり受け取らねばな…と改めて身が引き締まりました。
永流「呼び捨てでいいの?(小声)」
草臥「ほらっ怖がらず~~恥ずかしがらずに~~」
永流「ッッ草臥ッッッ」
自分は呼び捨てでいいって言ってんのに呼ぶ側になるとどうしよどうしよってなるのカワイイか????なんなの????
卯之吉「余談ですが宇野重吉さんの本名は『寺尾信夫』です。為になりましたか?」
久しぶりの宇野重吉さんネタ!
永流のキラキラにやられたさざれ「大好きッッッほんと大好きッッッ」やべえ圧だった……永流ビビってたし……
つまぎちゃんのキラキラ撃ち落としゴールイン後の草臥さん「最初手使ってたよね……」言ってたんだけど確かにサッカーなのにバシンッッッ手で撃ち落としてたもんな。
賭場のシーンで犬吠の次男が蛇蝎の子分を一人斬ってるのに気づいたんですが…意外とやるやん!?ちょっと面白かった……蛇蝎曰く「つまんねえやつ」に負けた子分よ……
凶介「ピーヒャラパッパパラパ生きてきたのはてめえのほうが先じゃねえか!」
麗波「この杉山がそれを辿ったんだよ」
この流れだったからちびまる子ちゃんの杉山くんしか出てこなかったオタクです。
麗波がさ、「狼蘭の行くところ、数え切れない死人がでる。~~~永流、お前も同じさ」って言ったところで永流は黙り込んでしまうけど、そこで間髪入れずに「それは違う!」って言ってくれる草臥さんがさあ……マジで“光”なんよ……後ろ暗いところもあるかもだけど、やっぱり光の男だと思うんですよ。永流にはそういう男がさ、必要なんだよなって思って。
「親がいない割にはよく育ったよ」で舌打ちするのも好き~~~~永流がひどいこと言われるのが許せないんだね……
あと草臥さん、ずっと気になってたのは誰かが殺されそうになってる瞬間はよく目を逸らしてるんですよね。賭場でもそうだったし、永流が蛇蝎の心臓を刺すところも、麗波を刺すところも。そんな人が忍なんてできるの…?暗殺の技は知ってても、それを使う覚悟はあったのか…?御役目がないことに鬱屈とする想いはあったかもしれないけど、かと言って暗殺の任務が来たらどうしようって想いも同時にあったり……どうなんですか……
それとも甚五や永流が誰かを殺すところが見たくなかったとかそっちもある…?は~~~沼が深い……難解だからこそ深すぎるし、答えのない(あるけど知るすべがない)ことについて延々と考えてる瞬間、めちゃくちゃオタクやってんな~~~~!って実感しますね。オタク楽し~~~~!
麗波が「その技、いま殺すには惜しい」のところで永流の手を握ってるの初めて見たんだが……このタイミングでそういう演出追加してくるの痺れる!ここで既に永流はその“手”を意識し始めたんだなあ。
マンティコアダンスで蠍操る凶介のところ、
草臥「なんか知ってる踊り……」
揚羽「しかも中途半端(笑)」
になってた!ヘタクソからちょっと成長した??
凶介の俺は小せえ話、「小せえ頃から真夏でも腹巻きがないとお腹壊してピーピーなってたような男だよ!……うんこたれ……うんこたれって呼ばれてた……」みたいなことを言ってたけどそれは果たして「小さい」のか??(笑)
でもさ、そんなちょっとどんくさくていじめられてたかもしれない甚五にとって、幼なじみの奏之進という存在は本当に支えだったんだろうなって……
あと『奏之進』ってめちゃくちゃいい名前じゃないですか??まあ“奏でる”ようになってからは名前変わっちゃったんですけどね。
卯之吉の「また蛇蝎親分の首を狙うってことか?」の後、何か言おうとした揚羽ちゃんを草臥さんが止めて「永流いい加減にしろ」って諭すように言う演出に変わってたんですけど、なんというか……本当にちょっとした違いなんですよ。でもより“生きてる”演出なんですよね。感情の流れが細やかでそれぞれの存在に説得力があって。どこまで突き詰めるんだ……まるで“完成形”なんて存在しないとでも言うかのように。
他にもまだ新たな気づきがあって驚くんですけど、地下水路で棺桶漕いでるところの棺桶が、草臥さんとお銑さんでサイズがちゃんと違う…!なんか……自分に合ったサイズの棺桶を着て(?)るの改めてめちゃくちゃカワイイ……あの2人マスコットにして売って欲しい。
棺桶で清水湊に着いた時の大政さん、「おい~びしょ濡れじゃねえか!ハハッッ風邪引くぞ」って気の良いおじさんしてて好きすぎる……やはり大政さん、推しおじさんだわ~~
「礼は言うよ」のところ、揚羽ちゃんが思い切り手をバチンッてしたからイテッってなってた草臥さんカワ……それ見てイタズラっ子みたいに笑う揚羽ちゃんもカワ……
今回の草臥さん、凶介戦の後めちゃくちゃ引きずってたな……最後の「俺は背負ってくぜ」のところでも思い出して涙声になってたし……あそこほんとさあ、永流だけじゃなくて2人ともボロボロなんですよね。そんな2人が、2人だからこそ前を向けて、ラストのあのとびきり笑顔ですよ。ウッッッ……………君たちには太陽が似合うよ……
ここで突然の、今まで語る機会を逃してた『このシーンが好き!』話を一つ。
「永流さん文武両道かよ~~」「ま、そうなるかな」
ここめちゃくちゃ好き!唯一の“永流さん”呼びだしここで否定しない永流さんかっこいい~~~!これもし「永流さん文武両道かよ~~しかも顔も良いし」とか言われてても否定しないんだろうか??草臥さんはそんなこと言いません!
文武両道だし顔も良い上にお医者さんとしてもチートだからな永流……お産のことまでわかるの強すぎる……
ところで私のスマホ、お医者さんって打ったら予測変換で一番に『お医者さんごっこ』が出てくるのほんとなに????ピュアピュアな永流はそんな下品な遊びはしません!!ダメ!!でも草臥さんにはたまに最初の時みたいに「永流センセ♪」って呼んでほしいんだよな……
保健室の永流先生と、危ない連中とつるんでて生傷が耐えない草臥くんの現パロラブコメディの話する??(しません)
最後、カーテンコール6回もあった~~~粘ってよかった。皆さんに気持ち届いてるかな。いや~~しかし真ん中の2人はいつも以上にイチャイチャしてたな……
ではラスト1日!
2年前、誰も諦めなかったので、「中止」から「延期」へのレールを敷くことができました。
— 新感線公式ツイッターです。 (@SHINKANSENinfo) 2022年5月27日
遠回りしてしまいましたが、遠回りした分、離れがたいカンパニーに育ちました。
明日、ようやく大千穐楽に辿り着きます。
最後までよろしくお願いします。 pic.twitter.com/ZYs7lrB744
もうこのツイートだけで泣いています。
楽しむぞ!
ここまで読んでくださってありがとうございました!