MMのひとりごと

とある地方住みオタクの雑記

ミュージカル「王家の紋章」宮野真守とイズミルと。

とにかく宮野さん演じるイズミルについて語り散らかしております。

 

この記事を書いている現在、私にとっての最終日である15日ソワレも終了し、すでに王家の紋章とマモミルが恋しくて仕方がない状態です。

 

シングル発売とツアー開始ももうすぐですし、宮野真守供給は定期的にあるのですが…

来年4月までマモミル供給が無いなんて、禁断症状が出そう!!

 

まあまあ長いです。

 

 

ずっと前から、宮野さんにやってほしい仕事ナンバー1はミュージカルだったんです。

歌と芝居とダンス。全てにおいて技術があり、さらに舞台映えするあの長身と華やかさ、そしてオーラ、存在感。向いていないはずがない。そうずっと思っていました。

王家の紋章が発表され、それが叶うと知った時は本当に本当に嬉しくて。しかも舞台は帝国劇場。宮野さんにとっても憧れの場所なのですから、こんなに嬉しいことはありません。

 

 

 

初めてビジュアルを見たとき、あの原作のイメージそのままだ!と感動したんですよね。何と言うんでしょうか、あの昭和感漂う、キラキラした原作絵。

宮野さんの顔は舞台メイクに映えるし、輪郭も漫画っぽいから余計に。

そして宮野さん自身の華やかな雰囲気と色気。ゆったりとした衣装も絶妙に似合っていて、かっこいい!とかでなく、好き!!!!!と、一目惚れでした(笑)

 

そして出演が発表された後で原作を読んだのもあるかもしれませんが、イズミル王子の声がcv宮野真守で自然と再生

されたんですよ。アニメ化されていたら宮野さんが演じるタイプのキャラだなーとも思いながら読んでいました。

 

なので、見た目も声も、すごく自然にイズミルだと納得できたんですよね。ファンの贔屓目はお許しください。

 

 

 

歌に関して。

 

 

宮野さんの、歌が始まった瞬間から一気に会場を自分の空気に変えるあれは、本当にすごい才能だと思います。ゾクゾクくる。

 

2幕中盤の、スーパーイズミルタイム最高です。『囁き』は、そのタイトル通り初めは宮野さんお得意のウィスパーボイスで「そっと…」「もっと…」と静かにキャロルに迫っていくところから始まり、次第に本性というか妹の復讐という目的を露わにして想いを爆発させていく過程を描く、とてもいろんな表現が必要になってくる曲。まさに宮野さんのために作られたような曲だと感じました。本当にありがたい。宮野さんの良いところが詰まってます。

 

その流れからほぼ連続でくるロック調の『略奪』。イズミルにロック調の曲というのは意外でしたね。かっこいいので良し!最後のオーケストラの演奏が止まって一瞬アカペラになる部分。帝国劇場にただイズミルの、宮野さんの歌声だけが響き渡るあの瞬間、なんとも言えない胸にくるものがありました。そして最後のロングトーン。声量もあり迫力がすごい。バッと手を上げる動作とともに歌を終え、オーケストラの演奏も同時にピタッと止まるあそこは本当に気持ちが良く、マモミル様も素晴らしいドヤ顔。最高に痺れます。

 

曲によって歌声も変化させるのはさすが宮野さん。

バラード調の曲では声の良さが際立ちます。

 

 

そういえばプレビュー公演の時だったか、終わった後の感想で「宮野さんは歌う時背筋を伸ばしたらもっと良くなるのに」というありがたい指摘をいくつか見かけました。

なるほど、たしかに宮野さんそうかもしれない…と思い、自分が実際観に行く時も少し気にして観ていたのですが、初観劇の11日の段階で既に私の目には気になる程ではなかったので、宮野さん自身で修正してきていたのかもしれません。

 

 

 

お芝居に関して。

 

 

最高のドヤ顔たくさん見れます。漂う色気と品格。堂々とした立ち居振る舞いと、袖を捌く動作が似合いすぎる。

漂う色気と品格。

 

原作のイズミルよりも熱く感情的な印象ですが、宮野さんのこの王家の紋章に懸ける熱さがそのまま演技に乗ったようでもあり、また負けず嫌いな宮野さんが本気で浦井メンフィスを食ってやろう感もあり(笑)それが不器用でありつつ私の大好きな宮野さんでもあるので、宮野さんのイズミルとても好きです。

面白いのは、演技ではこんなにも主張してくるのに、実際の宮野さん自身は遠慮がちなところなんですよね。本当に興味の尽きない人です。

 

宮野さんは自分のイズミルについて以前「賛否あるかも」「自分だからこその表現」というようなことを言っていましたが、実際に観てなるほどなー…と。本当に自分のことよく見えてます。

 

賛否というか「好みが分かれる」という感じでしょうか。そういうものって絶対心に残るし、私は魅力的だとも思います。それに自分らしさが出せないなら、宮野さんがキャスティングされた意味がないと思うんですよね。

初の帝劇ということで怖気付いて、そこで万人受けを狙わずに自分の信じた表現を貫く宮野さんは本当にかっこいい。

 

でも実際は宮野さんが覚悟していたであろう否の意見はほぼ見かけないので、宮野さんの表現するイズミルが舞台版イズミルとして多くの方々に認めていただけているということですよね。宮野さんの挑戦は決して間違いではなかった。

 

聞いた話によると、Wキャストの平方さんのイズミルはまた全然違うということなのですごく気になっています。これは再演では絶対観に行かなくては。

 

 

そして先日気になる感想を見かけました。

宮野さんは、客席に向かって演技しているように見えるシーンがあると。そこで思い出したのがこのツイート。

 

 

これを見た時、ライブでのバンドメンバーと同じような感覚だったのかなーと思ってたけど、まさにそれで。

宮野さんはライブの時、ステージからお客さん一人一人を見るように歌を、言葉を届けてくれます。ステージで歌っているとその感覚になったのではないかと、あくまで私の推測ですが。そして私はそれを悪いことだとは思っていません。

 

 

ど素人である私なんかが偉そうに言えることではないのですが、ど素人目線で言わせていただきます。お許しください。

宮野さんの今後の課題としては、「歌うこと」に集中している感が若干見えたので、もうちょっと余裕が持てるようになることでしょうか。今回歌がかなり難しいという話ですから、ムリもないのかもしれませんが。気持ちに余裕が持てると、もっと宮野さんのお芝居の良さが出るのにもったいない!と思ってしまいました。

 

宮野さんのお芝居、大好きなんです。何しろ宮野さんを好きになったきっかけですから。

この話はまあ良いとして。

 

舞台演技に関してはまだまだ伸びしろありまくりで、ミュージカルも今がスタートラインみたいなものなので。これからが本当に楽しみです。

 

声優としては既にスターとしての地位を確立している宮野さんが、まだまだ新人として挑戦・成長していける場があるって、素敵なことだと思いませんか…!

 

宮野さん、これからもミュージカル、やってくれますよね!?

 

 

 

 

 

長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました!