MMのひとりごと

とある地方住みオタクの雑記

家族っていいな、兄弟っていいな/『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』【吹替え版】

お久しぶりです!

12月に入って急に激務に襲われておりましたが、それも少し落ち着きまして、ようやく観に行けましたよ~~~~

ボス・ベイビー  ファミリー・ミッション』

もちろん吹替え版です!

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いや~~~すごい、ビジュアルとは裏腹に大人による大人のための映画だった……あと宮野真守オタクのための映画だった……ありがとうございます……

 

というわけで、色々と書き損ねているのですが(RELIVING!の配信感想とかプリライのこととか)、せっかくなので最新のこちらの感想を勢いのまま書いてしまおうと思います!今年最後のブログになるかな~~

 

 

まずは純粋な作品の感想から行きますね!純粋じゃない感想ってなんだ?お察し下さい!

 

 

前作を見てるからこそ、ボスとティムが大人になってて金と権力を得ていたり素敵な家庭を築いていたり、その姿だけで既にグッときてしまう。そして切なくもあって。

なんだろうな、時の流れって、儚なくて尊いものだね……

兄弟2人、お互いがお互いに無いものを持ってて、内心では憧れてて尊敬もしてて。疎遠になってたけどこの“ファミリーミッション”で一緒に過ごして、本当は卒業式に来てほしかったこととか結婚式に参加してほしかったこととか、やっと本音で語り合えて。唯一の兄弟、そして親友でもある2人の関係性と対比がまたいいんですよね。

 

私は姉と妹がいるんですけど、やっぱり兄弟姉妹って特別な存在だなあと思うんですよ。子供の頃もしかしたら親以上に一緒に過ごしてきたかもしれない。喧嘩もするけど数分後にはもう一緒に遊んでる。許す許さないとか、そういう概念もないというか。仲のいい友達が他にいても、やっぱり特別なんですよね兄弟姉妹って。

 

いや~~~~それにしても、思ってた以上にティムが喋ってたというか、ほぼ主人公では??タイトルは『ボス・ベイビー』だし名前順もボスが最初だけど、“家族“というテーマの真ん中にいたのはティムだし、心の動きが細かく描写されてたのもティムなんですよね。

このパターン、私知ってる!そう、『ドラえもん』!ティムはのび太ポジションじゃない??

そんな話は良いんですよ!

 

ティムのキャラがめちゃくちゃいいな~と思ったんですよ。専業主夫で家事は何でも出来て、子育てにも全力で、自分も子供みたいに想像力豊かで好奇心旺盛。家族を愛する最高のパパじゃん~~~。稼ぐのは妻に任せてて、自分が家計を支えるんだ!とか変なプライドがないところも最高。

というかティムの家庭がめちゃくちゃ素敵なんですよ。夫婦ともに自分が得意なことを活かしてて、それぞれの素敵なところを認め合ってて愛してて、ティムの両親もその生き方や役割を否定しない。そりゃタビサちゃんもいい子に育つわけだ……

口先だけで「多様性」がどうのこうの言ってる偉い人たちはみんな『ボス・ベイビー  ファミリー・ミッション』を見ましょう!

大人だからこそわかる素晴らしさがたくさん詰まった作品。温かさでぶっ刺される。

 

空想の中でのティムとタビサちゃんの歌のシーンも素敵だったなあ。というか!歌うとか聞いてない!ありがとう!

しかし私がタビサちゃんだったらあそこでライトスピードくんに恋してるが??

 

ティムがさ~~……世界の危機よりも娘の晴れ舞台が大事で、そんな場合じゃないのに必死に発表会を継続させようと抵抗するのがさ……ギュ―――――ってなるんですよ。ヒーローとしては間違いだけど、あの行動を選んでしまう父親としてのエゴみたいなものがなんか……正義の味方にはなれないティムがめちゃくちゃ愛おしくて好きシーンだったなあ。

 

そして最終的に博士を倒したのが親による『無条件の愛』だったのがすごい、こんな作品ある??

博士もさ、最後よかったねえ。「パパ……ママ……」みたいに言ってたのかわいかったな…

赤ちゃん役をやる大塚芳忠さんが聴けるのは『ボス・ベイビー  ファミリー・ミッション』だけ!(知らんけど)

 

あとタビサちゃんとティナちゃんの共闘もアツかった!かつてのティムとボスのような立場でさ、姉妹で立ち向かって、そうやって次の世代にも繋がっていくんだなあ……

時の流れって、儚くて尊いものだね……

 

好きなシーンはたくさんあるんですが、最後の雪合戦にこの作品のハッピーが全部詰まってる気がして。あの雪合戦で作品を締めるの最高~~~~だったな。大好きシーンです!

 

あと最初のティムの妄想家事シーンとかも、宮野さんだからこその表情豊かなお芝居で楽しいシーンになっててよかったなあ。大人ティムに宮野さんが起用されたのは前作からで、その時には2作目が制作される予定はなかったと思うんですけど、これだけ活躍して色んな表情を見せるキャラなので結果的に宮野さんで大正解キャスティングでしたよね。グッジョブ!担当者の方、ありがとうございます!

ムロさんは相変わらずお上手でイケボだし、芳根さんは本当に子供のような真っ直ぐな純粋さが声に表れているし、多部さんはあの畳みかけるようなセリフ量をこなして更にしっかりお芝居して…って本当にすごい。皆さん素晴らしかったです。

 

私は結婚もしていないし社会的に成功もしてないので、誰かに共感できるかと言われると特にそういうのはないんですけど、なんかそんなの関係なくめちゃくちゃハッピーを貰っちゃったな。テンプルトン家、理想の家族すぎる。

純度の高いハッピーをありがとう、『ボス・ベイビー  ファミリーミッション』!前作とは全く違う切り口で、でもしっかり『ボス・ベイビー』だった!

またいつか成長したみんなに会えたら嬉しいな~~

 

 

ではここから宮野真守さんのオタクとしてのあまり純粋じゃない(?)感想です!

 

いや~~~~~~ティムが思った以上にめちゃくちゃ喋るし歌うし、宮野さんの濃厚なパパボイスをこんなに聴けるの貴重すぎて……めちゃよかった……なんというかめちゃくちゃパパだった……脳みそ溶けるかと思った……

いやほんと、めちゃくちゃパパだったんですよ……溢れ出るパパとしての包容力、そして漂う哀愁。パパの声でしかなかった……

こんなことあんまり言わないんですが、この作品は宮野真守さんのオタクは絶対観た方がいいですよ!

 

宮野さん、今回のティム役はすごく共感できる部分があったと思うんですよね。宮野さんはガードが堅いというか家庭の匂わせゼロなので、インタビューとかでもそういう話をすることは絶対にないですけど。ちょっと聞いてみたかったなあという思いはあります。まあでも、家庭を大事にしているからこそだと思うし、だからこそ私も安心して応援できてるところはあるので、ありがとうね宮野さん!幸せでいてくれたらそれで良いよ!お子さん中学生くらいかな!大きいね!すごいねパパ!

本人がそのスタンスでいる以上、我々も余計なこといを言うべきではないかなと思ってるので普段は黙ってるんですが、やっぱり宮野さんがパパである事実にハチャメチャに萌えてしまうのが正直なところなので……今回は作品の内容に便乗してちょっとだけ語っちゃったな。こんなオタクでごめんよ!

 

あと個人的に宮野さんと真綾さんが夫婦役やってるのもニヤニヤポイントでした。あっ真綾さんご懐妊おめでとうございます!めちゃくちゃめでたい!まだ生まれてはないけど!真綾さんも既にめっちゃ包容力あるママボイスですけど、本当のママになるんだなあ。

 

正月の間にもう1回は観に行きたい!

 

 

というわけで、この辺りで終わります!

今年もたくさんの方にブログ読んでいただけてハッピーでした。また来年もよろしくお願いいたします!

みなさん良いお年を!